東京市場ザラバ~日銀決定会合は無風で69円安~(2019年12月19日)

 

2019年12月19日

・昨日のNY株は前週末の米中貿易協議の合意や低金利政策の継続への期待から底固く推移し、引けにかけては米下院議会で12/18にウクライナ疑惑でトランプ大統領を弾劾追訴する議決案を審議し、野党・民主党は同日中に採決する見通しであることを警戒して売りに押され、ダウは$27安、ナスは0.05%高で引けました。

・本日の日経は前日終値23,934.43よりも22.97円安い23,911.46で寄り付き、9時半過ぎに9円高の23,945まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて11時には91円安の23,843まで下落しました。
昼休み中の11:45に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表があり、後場に入ると小幅に一段下げた23,842から始まり、その後は23,840-880での小動きがひたすら続いて、23,864.85(-69.58)で引けました。

 

日銀金融政策決定会合の結果
11:45 現状維持

 

 

日経先物
23,850で寄り付き、9:40に23,880まで上げた後はジリ下げが続き、11:45に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表直後に23,750まで下落しました。
その後は23,770-810での小動きがひたすら続いて、23,830(+20)△0.08%で引けました。
現物は23,864.85(-69.58)▼0.29%でした。

東証一部売買代金:19,908億円、東証一部売買高:11.61億株
東証一部騰落数 値上がり913銘柄、値下がり1,147銘柄、変わらず98銘柄

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値866.20よりも0.82ポイント安い865.38で寄り付き、直後から上げ出して9:40に872まで上昇した後はジリジリと押し戻されて11:00には867まで下落しました。
後場に入ると小幅高水準の867近辺でのこう着が続いた後14:10にマイテンしてからは前日終値873を挟んだ小動きが続き、866.90(+0.70)△0.08%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は109.40-50での小動き、NYタイムに入ると109.50-65での小動きが続き、109.57でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると109.50-60で小動きの後9:50に109.68まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて再び109.50-60での小動きとなりました。
11:45に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表がありましたが、大きな反応はなくその後は109.60近辺でのこう着がひたすら続いて、109.58で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,017.04よりも0.11ポイント高い3,017.15で寄り付き、終日前日終値を挟んだ小動きがひたすら続いて、3,017.07(+0.02)△0.00%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  28,239.28(-27.88)
NASDAQ  8,827.73(+4.38)
 NY株は前週末の米中貿易協議の合意や低金利政策の継続への期待から底固く推移し、引けにかけては米下院議会で12/18にウクライナ疑惑でトランプ大統領を弾劾追訴する議決案を審議し、野党・民主党は同日中に採決する見通しであることを警戒して売りに押され、ダウは$27安、ナスは0.05%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足