2019年8月9日
・昨日のNY株は中国人民銀行が人民元の基準値を1ドル＝7.0039元に設定したにもかかわらず売りが先行しなかったことで元安への警戒感が後退したことや前日までの下落への反動でダウは$371高、ナスは2.24%もの大幅高となりました。
しかしNY市場引け後にブルームバーグ通信がトランプ政権が米国企業との取引を事実上禁じたファーウェイに対する輸出許可の決定を先送りしていると報じたことで時間外のダウ先物やドル円が急落し、本日の日経は前日終値20,593.35よりも56.73円安い20,758.15で寄り付きました。
すぐに189円高の20,782まで上昇しましたが、その後は押し戻されて20,700近辺での小動きが続きました。
10：15に人民元の対ドル基準値が7.0136元に設定と前日の7.0036元よりも元安でしたが、大きな反応はなく20,730-760での小動きとなり、後場になると20,710近辺でのこう着が続き、引け前に小幅下げて20,684.82（+91.47）で引けました。
日経先物
20,690で寄り付き、9：00に20,760まっで上昇した後は押し戻されて9：50に20,660まで下落しました。
10：15に人民元の対ドル基準値が7.0136元に設定と前日の7.0036元よりも元安でしたが、大きな反応はなく20,670-710での小動きが続きました。
後場になると20,680近辺でのこう着がひたすら続いた後、14：50から小幅下げて20,650（+90）△0.44％で引けました。
現物は20,684.82（+91.47）△0.44％でした。
SQ値は20,855.99でした。
左：日経先物－5分足 右：日経先物－日足
マザーズ
前日終値876.07よりも2.99ポイント高い879.06で寄り付き、前場は876-881で小幅に上下し、後場になると下げ出して13：00に874まで下落し、その後は876近辺でのこう着が続いた後、14:15から一段安となって871.74（-4.33）▼0.49％で引けました。
左：マザーズ－5分足 右：マザーズ－日足
ドル円（チャートは15：30時点）
・昨夜のドル円は欧州時間序盤は106.00-20で小動きでしたが、トランプ大統領が「米連邦準備理事会（FRB）が他国に比べ、金利を高水準に設定していることがドル高につながり、偉大な米製造業が公平な条件で競争することを困難にしている」との発言で20：10に105.90まで下落しました。
しかいｓすぐに戻して106.00-25での上下が続き03：40に105.89まで下げる場面がありましたがすぐに戻して106.06でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとNY市場引け後にブルームバーグ通信がトランプ政権が米国企業との取引を事実上禁じたファーウェイに対する輸出許可の決定を先送りしていると報じたことで6：20に105.71まで急落し、105.75-90での揉み合いがしばらく続きました。
しかし9：00から上げ出し、10：15に人民元の対ドル基準値が7.0136元に設定と前日の7.0036元よりも元安でしたが105.89-106.03で小幅に振った後、再び上げ出して11：40には106.70まで上昇しました。
その後は106.00近辺での小動きがひたすら続き、105.90で15時となりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
日本国債（チャートは15：00時点）
国債買い入れオペで、残存期間1年超3年以下のゾーンのオファー額を前回より200億円増額して4000億円、残存期間3年超5年以下のゾーンのオファー額を前回より200億円減額して3600億円、残存期間10年超25年以下のゾーンのオファー額を前回より200億円減額して1600億円にしました。
価格は朝方から上昇して直近高値を更新して14：45に154.75まで上昇し、154.71で15時となりました。
左：日本国債先物－5分足 右：日本国債先物－日足
上海総合指数
前日終値2,794.55よりも11.03ポイント高い2,805.58で寄り付き、前場はプラス圏で推移していましたが、後場になるとジリ下げが続いてマイナス0.8%まで下落し、2,774.75（-19.80）▼0.71％で引けました。
左：上海総合指数－1分足 右：上海総合指数－日足
昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 26,378.19(+371.12)
ＮＡＳＤＡＱ 8,039.16(+176.33)
・昨日のNY株は中国人民銀行が人民元の基準値を1ドル＝7.0039元に設定したにもかかわらず売りが先行しなかったことで元安への警戒感が後退したことや前日までの下落への反動でダウは$371高、ナスは2.24%もの大幅高となりました。
左：DOW－日足 右：NASDAQ－日足
