東京市場ザラバ~小動きで42円高~(2019年7月12日)

 

2019年7月12日

・昨日のNY株は医薬品のリベート廃止計画の撤回を表明してユナイテッドヘルスなどヘルスケア株の一角が買われたことでダウは$227大幅高でしたが、ナスは上値の重い展開が続いて0.08%安で引けました。

・本日の日経は前日終値21,643.53よりも76.61円高い21,720.14で寄り付き、直後から下げ出して9時半過ぎには54円安の21,589まで下落しました。
そこからは21,600-650での上下が続き、後場になると小幅上げて21,650-690での小動きがひたすら続いて、21,685.90(+42.37)で引けました。

 

 

日経先物
21,600で寄り付き、直後から上げ出して9:00に90円高の21,690まで上昇し、SQ値が21,742で暫定確定すると急落して9:20には40円安の21,560まで下落しました。
そこからは21,550-620で上下した後12:00から小幅上げて12:30に21,640まで上昇し、その後は21,630-660での小動きがひたすら続いて、21,630(+30)△0.14%で引けました。
現物は21,685.90(+42.37)△0.20%でした。
SQ値は21,742.57でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値917.34よりも1.00ポイント安い916.34で寄り付き、直後からジリ下げとなって10:20の903まで下げ続け、そこから905でこう着していましたが、11:00から再び下げ出して13:20に895まで下落し、その後は897近辺でのこう着となり897.30(-20.04)▼2.18%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨夜のドル円は東京時間の下落のリバウンドが続くなか6月CPI・コア指数が予想を上回ったことや米30年債入札が「低調」と受け止められると米長期金利が上昇幅を拡大したことで02:20には108.53まで上昇し、108.49でNYクローズとなりました。
またパウエルFRB議長は米上院銀行委員会での質疑応答で「失業率と物価の関係は失われた」「今の金融政策は緩和的とは言えない」などと述べてハト派寄りの考えを示しました。
・東京時間に入ると8:40から上げ出して8:50に108.60まで上昇しましたが、9:00に反転すると11:10の108.31まで下げ続けました。
午後になると108.35-45で小動きの後14:30に108.28まで下落し、108.32で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,917.76よりも2.42ポイント安い2,915.34で寄り付き、前場はプラス0.5%-マイナス0.3%で上下し、後場になるとプラス0.3-0.7%で堅調に推移して、2,930.55(+12.79)△0.44%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  27,088.08(+227.88)
NASDAQ  8,196.04(-6.49)
・昨日のNY株は医薬品のリベート廃止計画の撤回を表明してユナイテッドヘルスなどヘルスケア株の一角が買われたことでダウは$227大幅高でしたが、ナスは上値の重い展開が続いて0.08%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足