東京市場ザラバ~ほぼ寄り天で45円安~(2019年4月8日)

 

2019年4月8日

・先週金曜日のNY株は3月雇用統計で非農業部門の就業者数が前月比19.6万人増となり前月(3.3万人増)から大幅に改善しましたが製造業の就業者数の伸びがマイナスとなるなど弱い内容もあったため押し上げ材料にはなりませんでした。
しかしトランプ大統領が中国・劉鶴副首相とホワイトハウスで会談し、今後4週間程度で両政府が合意に至る可能性があるとの見方を示したことが下支え材料となり、ダウは一時マイナスに沈む場面がありましたが、概ねプラス圏での推移が続き$40高で引け、ナスは0.59%高で引けました。

・本日の日経は先週金曜日終値21,807.50よりも93.05円高い21,900.55で寄り付き、直後に21,840まで急落して更に下げが続いて10時前には33円高の21,774まで下落しました。
そこからはリバって11時に21830まで戻りましたが、昼休み中に日経先物が下げたため後場は21,772で寄り付き直後に67円安の21,740まで下落しました。
その後は21,740-780でのこう着がひたすら続いて、21,761.65(-45.85)で引けました。

 

 

日経先物
21,940で寄り付き、直後に180円高の21,970まで上昇しましたが、すぐに反転して9:50の21,770まで下げ続けました。
そこからはリバって11:00に21,820まで戻りましたが、再び売られて12:35には40円安の21,750まで下落してからは21,750-770での小動きが続き、21,770(-20)▼0.09%で引けました。
現物は21,761.65(-45.85)▼0.21%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値916.54よりも5.70ポイント高い922.24で寄り付き、終日920-927での小動きがひたすら続き、引けにかけて小幅上げて931.39(+14.85)△1.62%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は111.60-75での小動きが続き、雇用統計の21:30は111.59でした。
発表直後に111.52まで下げましたが、すぐに反転して21:40には111.82まで上昇しました。
その後は111.65-80で上下し、0時以降は111.70近辺でのこう着が続き、111.71でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は111.68で始まり、111.70近辺で小動きが続いていましたが、9:45から急落して9:55には111.39まで下落しました。
仲値直前には本邦実需勢からの売りも観測されました。
その後は111.35-40でのこう着がひたすら続いて、111.42で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日先週金曜日終値3246.57よりも24.70ポイント高い3,271.27で寄り付き、朝方はプラス1.2%まで上昇しましたが、前場半ばから下げ出して後場半ばにはマイナス1.2%まで下落し、その後は戻して3,244.81(-1.76)▼0.05%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    26,424.99(+40.36)
NASDAQ     7,938.69(+46.91)
・先週金曜日のNY株は3月雇用統計で非農業部門の就業者数が前月比19.6万人増となり前月(3.3万人増)から大幅に改善しましたが製造業の就業者数の伸びがマイナスとなるなど弱い内容もあったため押し上げ材料にはなりませんでした。
しかしトランプ大統領が中国・劉鶴副首相とホワイトハウスで会談し、今後4週間程度で両政府が合意に至る可能性があるとの見方を示したことが下支え材料となり、ダウは一時マイナスに沈む場面がありましたが、概ねプラス圏での推移が続き$40高で引け、ナスは0.59%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足