2019年1月30日
・昨日のダウは3Mやファイザーの決算・見通しを好感して終日プラス圏で推移していましたが、ナスはアップルの決算を目前に控えて警戒からフェイスブックやアマゾン、マイクロソフトが売られたため終日マイナス圏で軟調に推移し、ダウは$51高、ナスは0.81%安で引けました。
またNY市場引け後に発表されたアップルの10-12月期決算は2016年7-9月期以来、9四半期（2年3カ月）ぶりの減収減益でしたが、時間外のアップル株は5.69%上昇していました。
・本日の日経は前日終値20,664.64よりも36.98円高い20,701.62で寄り付きましたが、マザーズ指数への寄与度が高いサンバイオが米国での臨床試験で主要評価項目を達成できなかったため売り気配値を切り下げてマザーズ指数が6%を超える下げ幅となったことが心理的に影響して日経平均も下げ幅を広げて9時半前には79円安の20,585まで下落し、20,580-620で揉み合いが続いた後、東証マザーズ先物が下限の値幅制限を超えたためサーキットブレーカーが午前10時34分から10分間発動されたことで10時半前から更に下げ出して10時半過ぎには137円安の20,527まで下落しました。
そこからは20,520-570で揉み合いが続いた後、後場に入った12時半からジリジリと上げ出して13時半に20,633まで戻しました。
その後は20,560-590での小動きとなって、20,556.54（-108.10）で引けました。
日経先物
20,700で寄り付き、9:00に20,690から20,610まで急落し、マザーズ指数が下げ幅を拡大していたことが心理的に影響して9：25には20,550まで下落しました。
そこから20,560-610で揉み合っていましたが、マザーズ指数が下限の値幅制限を超えたためサーキットブレーカーが午前10時34分から10分間発動されると発表されると急落して10：45には130円安の20,500まで下落しました。
その後は20,510-550で揉み合った後12：05から上げ出して13：30には10円安の20,620まで戻しましたが、再び押し戻されて引けにかけて14：30に20,540まで下落しました。
現物引け後の15：00から小幅戻して20,610（-20）▼0.10％で引けました。
現物は20,556.54（-108.10）▼0.52％でした。
左：日経先物－5分足 右：日経先物－日足
マザーズ
前日終値961.19よりも14.78ポイント安い946.41で寄り付きましたが、寄与度の高いサンバイオが米国での臨床試験で主要評価項目を達成できなかったため売り気配値を切り下げていたため直後に急落した後もジリ下げが続き、更に下限の値幅制限を超えたためサーキットブレーカーが午前10時34分から10分間発動されため売りが止まらなくなり13：45にはマイナス8%の882まで下落してからは883近辺でこう着となり、883.39（-77.80）▼8.09％で引けました。
左：マザーズ－5分足 右：マザーズ－日足
ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間は時間外のダウ先物の上昇を手掛かりに16：00の109.28から22：40には109.54まで上昇しましたが、NYタイムに入るとFOMCや米中閣僚級貿易協議を控えて方向感がなくなり109.25-45での上下が続いて、109.35でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると109.30-45で上下していましたが、日経が下げ幅を広げていたため10：20から一段安となって10：40に109.21まで下落しました。
その後は再び押し戻されて14：50に109.27まで下落し、109.27で15時となりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。
左：日本国債先物－5分足 右：日本国債先物－日足
上海総合指数
前日終値2,596.98よりも4.62ポイント安い2,592.36で寄り付き、前場後半にプラテンする場面がありましたが、それ以外はマイナス圏での推移が続き、2,575.58（-18.68）▼0.72％で引けました。
左：上海総合指数－5分足 右：上海総合指数－日足
昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 24,579.96(+51.74)
ＮＡＳＤＡＱ 7,028.29(-57.39)
・昨日のダウは3Mやファイザーの決算・見通しを好感して終日プラス圏で推移していましたが、ナスはアップルの決算を目前に控えて警戒からフェイスブックやアマゾン、マイクロソフトが売られたため終日マイナス圏で軟調に推移し、ダウは$51高、ナスは0.81%安で引けました。
左：DOW－日足 右：NASDAQ－日足
