2019年1月23日

・昨日のNY株はIMFが2019年の世界の成長率予想を3.5%と昨年10月時点の予測から0.2ポイント下方修正したことで売りが先行するなか、トランプ政権が月末に予定される米中閣僚級の貿易協議に向けた準備会合に応じない方針との報道で一段と売られてダウは一時460ドルもの大幅下落となり、引けにかけて下げ幅を縮めたもののダウは$301安、ナスは1.91%安で引けました。

・本日の日経は前日終値20,622.91よりも169.47円安い20,453.44で寄り付き、直後から上げ出して9時半に20,551まで上昇し、そこから一旦20,497まで押し戻されました。
国内輸入企業とみられる買いや日銀ETF買いの配分変更観測も手伝ってドル円が上げ続けていたこともあり、10時半過ぎに20,580から20648まで急伸してプラテンし、更に上げて11時前には53円高の20,675まで上昇しました。
12：00に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表がありましたが大きな反応はなく、その後は小幅高水準の20,610-650での小動きが続き、引け前に小幅下げて20,593.72（-29.19）で引けました。

 

日銀金融政策決定会合の結果
12:00　現状維持

 

 

日経先物
20,430で寄り付き、直後からジリジリと上げて9：30に20,540まで上昇した後は押し戻されて9：55に20,480まで下落しました。
そこから再び上げ出して10：30にプラテンし、更に10：45に20,640まで急伸して10：55には20,660まで上昇して20,590-660での小動きが続きました。
12：00に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表がありましたが大きな反応はなく、後場になると20,610近辺での小動きが続いていましたが、14：45から一段下げて20,560まで下落し、20,560（+-0）0.00％で引けました。
現物は20,593.72（-29.19）▼0.14％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値930.68よりも8.83ポイント安い921.85で寄り付き、9：20からジリ上げとなり9：45にプラテンしてからもジリ上げが続いて10：55には946まで上昇しました。
その後は939-944での小動きが続いた後、13：25から小幅下げて940でのこうちゃくとなり、940.62（+9.94）△1.07％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間は109.35-50で小動きでしたが、NYタイムに入りNY株が下げ幅を広げるとともにリスク回避の円買いや米中貿易交渉を巡り「中国提示の予備協議案を米国側が拒否した」との報道も嫌気されて03：10には109.14まで下落し、その後はクドローNEC委員長が「もともと予備協議は計画していない」と同報道を否定すると戻して06：00には109.44まで上昇し、109.34でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると7：30に109.31まで下げた後は反転して上げ出し、国内輸入企業とみられる買いや日銀ETF買いの配分変更観測も手伝って10：50の109.69まで上昇が続きました。
そこからは109.60-70で揉み合いながら日銀金融政策決定会合の結果発表を待つ形となりました。
12：00に現状維持の発表があり、直後に109.61-79で上下した後はジリジリとした下げとなって14：45に109.59まで下落し、109.62で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
前日終値2,579.70よりも4.44ポイント安い2,575.26で寄り付き、終日前日終値を挟んだプラス0.5%-マイナス0.3%での上下が続き、2,581.00（+1.30）△0.05％で引けました。

左：上海総合指数－5分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　24,404.48(-301.87)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 7,020.36(-136.87)
・昨日のNY株はIMFが2019年の世界の成長率予想を3.5%と昨年10月時点の予測から0.2ポイント下方修正したことで売りが先行するなか、トランプ政権が月末に予定される米中閣僚級の貿易協議に向けた準備会合に応じない方針との報道で一段と売られてダウは一時460ドルもの大幅下落となり、引けにかけて下げ幅を縮めたもののダウは$301安、ナスは1.91%安で引けました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足