東京市場ザラバ~堅調小動きで195円高~(2019年1月11日)

 

2019年1月11日

・昨日のNY株は朝型は米中貿易協議の進展期待が後退したことや百貨店大手メーシーズの年末商戦が低調だったことで利益確定売りに押されましたが、徐々に値を戻してプラスに転じました。
パウエルFRB議長は講演で利上げを急がない姿勢を改めて強調したもののバランスシートを現在より縮小すると発言したためダウは一時にマイナス圏まで下落しましたが、再び上昇してダウは$122高、ナスは0.42%高で引けました。

・本日の日経は前日終値20,163.80よりも132.65円高い20,296.45で寄り付き、20,300-370で上下した後10時過ぎに225円高の20,388まで上昇しました。
そこから押し戻されて10時半に20,297まで下落し、後場になると20,290-350での小動きがひたすら続いて、20,359.70(+195.90)で引けました。

 

 

日経先物
20,290で寄り付き、20,260-340で上下した後10:00に250円高の20,360まで上昇しました。
そこから前場は20,270-330で上下し、後場になると20,270-340で方向感のない動きが続いて、20,320(+210)△1.04%で引けました。
現物は20,359.70(+195.90)△0.97%でした。
SQ値は20,290.67でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値885.76よりも5.99ポイント高い891.75で寄り付き、9:25に887まで下げた後は小幅上げて892-900での小動きが続きました。
13:00からは小幅下げて888-892での小動きが続き、889.81(+4.05)△0.46%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は107.95-108.20で上下し、NYタイムに入ると序盤はNY株の下落に引っ張られて23:40には107.91まで下落しました。
その後ジリジリとした戻り基調となり、またパウエルFRB議長の「必要があれば素早く柔軟に政策を変更する」、FRBのバランスシートについて「緩やかながらも縮小していくことが望ましい」との認識を示しましたが、バランスシート縮小継続を示唆したことでドルが買い戻されて06:40には108.51まで上昇し、108.44でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると108.25-45での小動きがひたすら続いていましたが、13:00から小幅下げて108.22まで下落し、その後は108.30近辺でのこう着となって108.30で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,535.10よりも4.45ポイント高い2,539.55で寄り付き、0.0-+0.7%で堅調な動きが続いて2,553.83(+18.73)△0.74%で引けました。

左:上海総合指数-5分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,001.92(+122.80)
NASDAQ     6,986.07(+28.99)
・昨日のNY株は朝型は米中貿易協議の進展期待が後退したことや百貨店大手メーシーズの年末商戦が低調だったことで利益確定売りに押されましたが、徐々に値を戻してプラスに転じました。
パウエルFRB議長は講演で利上げを急がない姿勢を改めて強調したもののバランスシートを現在より縮小すると発言したためダウは一時にマイナス圏まで下落しましたが、再び上昇してダウは$122高、ナスは0.42%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足