昨日のNY市場(2019年1月10日)

NY DOW    23,879.12(+91.67)
NASDAQ     6,957.08(+60.08)
CME(円建)  20,250
日経先物(夜間) 20,300

・昨日のNY株は米中両政府の次官級貿易協議の内容は翌アジア時間朝に公表されるため詳細は不明でしたが米通商代表部(USTR)は声明で「協議は中国が大量の農産物やエネルギー、工業製品などを米国から購入するいう中国の約束に焦点を当てた」と説明したことで対中輸出拡大への期待からボーイングなどが買われました。
取引終盤にトランプ大統領が政府閉鎖の解消に向けた民主党との協議について「時間の無駄だった。バイバイと言ってやった」とツイッターに投稿したことで上げ幅を縮めてダウは$91高、ナスは0.87%高で引けました。

・昨日のドル円は欧州時間序盤は108.90近辺で小動きが続いていましたが、ボスティック・アトランタ連銀総裁の「12月の利上げで金利は中立水準に近づいた可能性」とのハト派寄りの発言をきっかけにドル売りの流れとなり22:30の108.83から00:40の108.04まで下げ続けました。
その後リバって108.41まで上げましたが04:00のFOMC議事要旨で「多くのメンバーは追加利上げについて辛抱強くなれると判断」「数人のメンバーは金利据え置きを支持した」など追加利上げへの慎重姿勢が示されると再びドル売りとなり05:50には107.97まで下落し、108.12でNYクローズとなりました。