先週金曜日のNY市場(2019年1月7日)

NY DOW    23,433.16(+746.94)
NASDAQ     6,738.86(+275.35)
CME(円建)  20,090
日経先物(夜間) 20,100

・先週金曜日のNY株は前日の大幅安の反動や12月雇用統計で非農業部門の就業者数が予想を大幅に上回る31万2000人増だったこと、また1/7-8に米中両国が次官級の貿易協議で貿易摩擦緩和への期待も加わり朝方からや上昇幅を広げ、パウエルFRB議長が歴代議長らとの討議で「米経済は底堅く推移している」としながらも、「必要に応じて迅速かつ柔軟に政策を調整する用意がある」「(利上げについて)我々は辛抱強くなれる」とのハト派的な発言が伝わると更に上昇が加速してダウは一時830ドル上昇して$746高で引け、ナスも4.26%高となりました。

・先週金曜日のドル円は12月雇用統計後にドル買いの流れとなり、更にNY株が堅調に上昇していたことで円売りも加わって22:30の108.10から23:40には108.58まで上昇しました。
パウエルFRB議長が歴代議長らとの討議で「米経済は底堅く推移している」としながらも、「必要に応じて迅速かつ柔軟に政策を調整する用意がある」「(利上げについて)我々は辛抱強くなれる」との発言でドル売りとなり01:00に108.06まで下落しましたが、その後は堅調なNY株を受けた円売りで再び上げ出して03:10には108.58まで上昇し、108.51でNYクローズとなりました。