2019年1月7日

・先週金曜日のNY株は前日の大幅安の反動や12月雇用統計で非農業部門の就業者数が予想を大幅に上回る31万2000人増だったこと、また1/7-8に米中両国が次官級の貿易協議で貿易摩擦緩和への期待も加わり朝方からや上昇幅を広げ、パウエルFRB議長が歴代議長らとの討議で「米経済は底堅く推移している」としながらも、「必要に応じて迅速かつ柔軟に政策を調整する用意がある」「（利上げについて）我々は辛抱強くなれる」とのハト派的な発言が伝わると更に上昇が加速してダウは一時830ドル上昇して$746高で引け、ナスも4.26%高となりました。

・本日の日経は先週金曜日終値19,561.96よりも382.65円高い19,944.61で寄り付き、直後に急伸して9時半には705円高の20,266まで上昇しました。
そこからは小リバを入れながらも下げ基調が続いて前引けは20,113となり、後場になると20,080近辺での小動きがひたすら続き、引け直前に一段下げて20,038.97（+477.01）で引けました。

 

★先週末の雇用統計後の動きは、米雇用統計発表後のNY市場の動き（2019年1月5日）の記事に詳しく書いています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）

 

 

日経先物
20,140で寄り付き、20,120-160で揉み合った後9：00から上げ出して9：30には770円高の20,250まで上昇しました。
しかしそこからリバをはさみながらの下げが続いて12：15には20,020まで下落し、後場になると20,030-100での小動きがひたすら続き、14：50から一段下げて14：55に20,000を割り込んで19,980まで下落し、20,070（+590）△3.03％で引けました。
現物は20,038.97（+477.01）△2.44％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
先週金曜日終値827.33よりも16.91ポイント高い844.24で寄り付き、直後に上げて853-861での上下が続いた後、10：10から更に上げ出して10：45には866まで上昇しました。
その後は860近辺での小動きがひたすら続いて、 859.48（+32.15）△3.89％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・先週金曜日のドル円は12月雇用統計後にドル買いの流れとなり、更にNY株が堅調に上昇していたことで円売りも加わって22：30の108.10から23：40には108.58まで上昇しました。
パウエルFRB議長が歴代議長らとの討議で「米経済は底堅く推移している」としながらも、「必要に応じて迅速かつ柔軟に政策を調整する用意がある」「（利上げについて）我々は辛抱強くなれる」との発言でドル売りとなり01：00に108.06まで下落しましたが、その後は堅調なNY株を受けた円売りで再び上げ出して03：10には108.58まで上昇し、108.51でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は108.49で始まり108.35-65での上下が続いた後10：50から下げ出して13：00には108.01まで下落しました。
そこからは戻して14：00に108.31まで上昇し、108.19で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
先週金曜日終値2,514.87よりも13.83ポイント高い2,528.70で寄り付き、終日プラス0.0-0.9%で堅調な動きとなり、2,533.09（+18.22）△0.72％で引けました。

左：上海総合指数－5分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　23,433.16(+746.94)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 6,738.86(+275.35)
・先週金曜日のNY株は前日の大幅安の反動や12月雇用統計で非農業部門の就業者数が予想を大幅に上回る31万2000人増だったこと、また1/7-8に米中両国が次官級の貿易協議で貿易摩擦緩和への期待も加わり朝方からや上昇幅を広げ、パウエルFRB議長が歴代議長らとの討議で「米経済は底堅く推移している」としながらも、「必要に応じて迅速かつ柔軟に政策を調整する用意がある」「（利上げについて）我々は辛抱強くなれる」とのハト派的な発言が伝わると更に上昇が加速してダウは一時830ドル上昇して$746高で引け、ナスも4.26%高となりました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足