昨日のNY市場(2018年12月18日)

NY DOW    23,592.98(-507.53)
NASDAQ     6,753.73(-156.93)
CME(円建)  21,085
日経先物(夜間) 21,000

・昨日のNY株は中国や欧州など世界的な景気減速懸念やテキサス州の連邦地裁がオバマケアを違憲とする判決を出したことでヘルスケア株が売られたほか、アスベスト混入の隠蔽疑惑のジョンソン・エンド・ジョンソンも再び売り込まれ、また著名投資家ガンドラック氏がCNBCのインタビューで「米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げすべきでない」と発言したことで景気減速懸念が強まったことも下押し要因となり、ダウは24,000ドル台を大きく割り込んで$507安、ナスも2.27%の大幅安で引けました。

・昨日のドル円は欧州時間はジリジリとした下げが続き、NYタイムに入るとNY株の下落でリスク回避の円買いに加えてトランプ大統領が「ドルが非常に強く事実上インフレが見られない中で、FRBがなお追加利上げを検討しているのは信じられない」とツイッターに投稿し、またナバロ国家通商会議(NTC)委員長も「米経済は成長しているが物価上昇は見られない。FRBは今週のFOMCで利上げの必要ない」と発言したことでドルも売られ、16:00の113.45から05:30の112.68まで下げ続け、112.83でNYクローズとなりました。