2018年12月18日

・昨日のNY株は中国や欧州など世界的な景気減速懸念やテキサス州の連邦地裁がオバマケアを違憲とする判決を出したことでヘルスケア株が売られたほか、アスベスト混入の隠蔽疑惑のジョンソン・エンド・ジョンソンも再び売り込まれ、また著名投資家ガンドラック氏がCNBCのインタビューで「米連邦準備制度理事会（FRB）は利上げすべきでない」と発言したことで景気減速懸念が強まったことも下押し要因となり、ダウは24,000ドル台を大きく割り込んで$507安、ナスも2.27%の大幅安で引けました。

・本日の日経は前日終値21,506.88よりも231.37円安い21,275.51で寄り付き、直後から急落して332円安の21,174まで下落し、そこから22,130-220で揉み合った後はジリジリと戻して11時前には21,330まで上昇し、前引けは21,242でした。
しかし昼休み中に日経先物が下落したため後場は21,164で寄り付いて405円安の21,101まで下落しました。
その後は21,120-180での小動きが続き、14時半前に21,199まで上げましたがすぐに押し戻されて引けにかけて売られて21,115.45（-391.43）で引けました。

 

 

日経先物
21,140で寄り付き、8：55に21,190まで上昇しましたが、9：00から急落して9：05に21,040まで下落しました。
そこからは21,070-180で上下した後10：35から上げ出して10：55に21,270まで上昇しました。
その後11：00に下げて21,200近辺で揉み合っていましたが、12：00から早いペースで下げ出して12：45には420円安の21,030まで下落しました。
そこからは21,050-110での小動きが続き、14：25に21,130まで上げましたがすぐに押し戻されて21,040-080での揉み合いとなり、21,070（-380）▼1.77％で引けました。
現物は21,115.45（-391.43）▼1.82％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値911.58よりも15.96ポイント安い895.62で寄り付き、直後に下落して879-889での小動きが続いた後、10：40から小幅上げて10：55に898まで上昇しました。
その後はジリジリとした下げがひたすら続いて、875.76（-35.82）▼3.93％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間はジリジリとした下げが続き、NYタイムに入るとNY株の下落でリスク回避の円買いに加えてトランプ大統領が「ドルが非常に強く事実上インフレが見られない中で、FRBがなお追加利上げを検討しているのは信じられない」とツイッターに投稿し、またナバロ国家通商会議（NTC）委員長も「米経済は成長しているが物価上昇は見られない。FRBは今週のFOMCで利上げの必要ない」と発言したことでドルも売られ、16：00の113.45から05：30の112.68まで下げ続け、112.83でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8：55に112.84まで上げた後は112.65-80での小動きが続いた後、12：05から下げ出して13：25には112.46まで下落しました。
その後はジリジリと戻して112.59で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
前日終値2,597.97よりも14.34ポイント安い2,583.63で寄り付き、前場半ばから下げ出してマイナス1.3%まで下落し、後場半ばからは逆に戻して、2,576.65（-21.32）▼0.82％で引けました。

左：上海総合指数－5分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　23,592.98(-507.53)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 6,753.73(-156.93)
・昨日のNY株は中国や欧州など世界的な景気減速懸念やテキサス州の連邦地裁がオバマケアを違憲とする判決を出したことでヘルスケア株が売られたほか、アスベスト混入の隠蔽疑惑のジョンソン・エンド・ジョンソンも再び売り込まれ、また著名投資家ガンドラック氏がCNBCのインタビューで「米連邦準備制度理事会（FRB）は利上げすべきでない」と発言したことで景気減速懸念が強まったことも下押し要因となり、ダウは24,000ドル台を大きく割り込んで$507安、ナスも2.27%の大幅安で引けました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足