先週金曜日のNY市場(2018年11月19日)

NY DOW    25,413.22(+123.95)
NASDAQ     7,247.87(-11.16)
CME(円建)  21,745
日経先物(夜間) 21,760

・昨日のダウはトランプ米大統領が今月末のG20首脳会議に合わせて開かれる米中首脳会談について「中国は貿易分野で合意を望んでいるが、まだ私には受け入れられない」と発言した一方で、中国側が歩み寄れば第4弾となる新たな制裁関税を「課す必要はないかもしれない」との見解を示したため一時$220近く上昇し、その後もプラス圏で堅調な展開となり$123高で引けました。
一方ナスはエヌビディアが18%超の大幅安して他の半導体株も売られたため終日軟調な展開が続き、引けにかけては値を戻して0.15%安となりました。

・昨日のドル円は欧州時間序盤は113.20-40で上下していましたが、クラリダFRB副議長とカプラン米ダラス連銀総裁がテレビインタビューで世界経済の減速リスクについて言及したことで利上げ観測が後退して米10年債利回りが低下し、また時間外のダウ先物や欧州株が大幅下落していたため23:30には112.67まで下落しました。
その後は02:20に112.64まで下落する場面がありましたが112.80を挟んだ上下が続き、112.86でNYクローズとなりました。