東京市場ザラバ~方向感なし~(2018年11月14日)

 

2018年11月14日

・昨日のダウはクドロー米国家経済会議(NEC)委員長がテレビインタビューで米中両政府が「あらゆるレベル」で協議していると述べたことや前日の$600超の大幅下落の反動もありダウは午前中には一時$187まで上昇しましたが、原油先物価格が54ドル台にまで急落したことやインドネシア沖のライオン航空の旅客機墜落事故をめぐって機体を製造したボーイングが新たな飛行制御システムに潜む危険性を知らせていなかったとウォール紙が報道したためボーイング株が売り込まれたことで午後になるとマイナス圏での推移が続き$100安で引けました。
ナスも朝方はプラス圏で推移していましたが、午後になると前日終値近辺での小動きとなって0.01ポイント高で引けました。

・本日の日経は前日終値21,810.52よりも40.61円高い21,851.13で寄り付き、直後から上げ出して180円高の21,990まで上昇しましたが、そこから押し戻されてマイテン目前の21,812まで下落しました。
その後小幅高水準の21,820-920での小動きがしばらく続いていましたが、11時過ぎから一段安となってマイテンして前引け前には46円安の21,764まで下落しました。
昼休み中に日経先物が上昇したため後場は21,843で寄り付き、21,880近辺でのこう着が続いた後14時前にマイテンして21,772まで下げる場面がありましたが、すぐに戻して小幅高水準の21,820-870での小動きとなって、21,846.48(+35.96)で引けました。

本日発表された日本の指標
08:50 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比) 前回:0.7% 予想:-0.3% 結果:-0.3%
08:50 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算) 前回:3.0% 予想:-1.0% 結果:-1.2%

 

 

日経先物
21,830で寄り付き、9:00から上げ出して9:15に230円高の21,990まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて9:40には21,800まで下落しました。
その後21,840-920で方向感のない上下が続いた後、11:15から下げ出して11:25にマイテンして21,750まで下落しました。
後場になると12:45に22,890に上昇した後は21,840-880での小動きが続き、13:55に21,770まで下落しましたがすぐに戻して14:15に21,860まで上昇し、その後は22,770-850で上下して21,820(+60)△0.28%で引けました。
現物は21,846.48(+35.96)△0.16%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値958.73よりも3.65ポイント安い962.38で寄り付き、直後に973まで上昇しましたがすぐに押し戻されて9:35にマイテンして10:00には951まで下落しました。
その後は前日終値を挟んだ955-961での小動きが続いた後13:50からジリジリと下げ出して 948.79(-9.94)▼1.04%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は114.10近辺で揉み合っていましたが、20:00から下げ出してダウがマイナス幅を広げるなかで00:30に113.77まで下落しました。
その後は113.90-114.00で小動きが続いていましたが、04:30から再び下げ出して05:30に113.73まで下落し、113.81でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると9:00から上げ出して10:20に113.98まで上昇して113.90近辺で揉み合っていましたが、11:10から下げ出して11:20には113.82まで下落しました。
その後は113.85-95での小動きがひたすら続いて、113.90で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,654.88よりも6.57ポイント安い2,648.31で寄り付き、前場は小動きでしたが、後場になるとジリ下げが続いて、2,632.24(-22.64)▼0.85%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,286.49(-100.69)
NASDAQ     7,200.88(+0.01)
・昨日のダウはクドロー米国家経済会議(NEC)委員長がテレビインタビューで米中両政府が「あらゆるレベル」で協議していると述べたことや前日の$600超の大幅下落の反動もありダウは午前中には一時$187まで上昇しましたが、原油先物価格が54ドル台にまで急落したことやインドネシア沖のライオン航空の旅客機墜落事故をめぐって機体を製造したボーイングが新たな飛行制御システムに潜む危険性を知らせていなかったとウォール紙が報道したためボーイング株が売り込まれたことで午後になるとマイナス圏での推移が続き$100安で引けました。
ナスも朝方はプラス圏で推移していましたが、午後になると前日終値近辺での小動きとなって0.01ポイント高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足