先週金曜日のNY市場(2018年10月1日)

NY DOW    26,458.31(+18.38)
NASDAQ     8,046.35(+4.38)
CME(円建)  24,150
日経先物(夜間) 24,180

・先週金曜日のNY株はイタリア政府が今後3年間にわたり財政赤字の対国内総生産(GDP)比率を2.4%とする計画を公表し、欧州連合(EU)の財政規律やトリア経済・財務相が主張していた2%目標を超える水準となったことを嫌気してイタリア国債利回りが急上昇したため欧州株が大幅下落となり、朝方は軟調に始まりました。
その後米空軍から92億ドル(約1050億円)相当の次期練習機を受注したと発表したボーイングや原油先物価格の上昇で持ち直したものの、FOMCで2020年に利上げ打ち止めを示唆したしていたため、利ざや縮小懸念から金融セクターが売られて上値を抑え、ダウは$18高、ナスは0.05%高で引けました。

・先週金曜日のドル円は欧州時間帯ではイタリア株式相場の急落を受けてリスク・オフの円買い・ドル売りの流れとなり113.30-55で上下していました。
NYタイムになると米国株相場がプラス圏を回復したため円売りが強まり113.45-60での上下が続き、05:00から一段高となって113.69でNYクローズとなりました。