東京市場ザラバ~自民党総裁選の安倍首相3選後に上下に振ってほぼ小動き~(2018年9月20日)

 

2018年9月20日

・昨日のNY株は中国の李克強首相が夏季ダボス会議での演説で、対中貿易制裁について「問題があれば協議によって解決すべきだ」と対話の重要性を訴えたことや米中通商摩擦に対する過度の懸念が後退したためキャタピラーやボーイングなどが買われ、また米長期金利の上昇を受けてJPモルガン・チェースなど金融大手株が買われたためダウは一時$210高まで買い上げられて$158高で引けました。
一方ナスはマイクロソフトやアマゾンなどが売られたため終日小幅安水準での小動きが続いて0.08%安となりました。

・本日の日経は前日終値23,672.52よりも80.27円高い23,752.79で寄り付き、しばらく小幅高水準の23,690-740での小動きが続き、10時前にマイテンして23,658まで下落する場面がありましたがすぐに戻して再び23,690-740での小動きが続きました。
14:10に自民党総裁選で安倍首相の3選が報道され、14:15から急速に下げて90円安の23,582まで急落しましたが、すぐに反発して23,700近辺での小動きとなり、引けにかけて小幅下げて23,674.93(+2.41)で引けました。

 

 

日経先物
23,590で寄り付き、直後に23,610まで上げた後は23,540-580での小動きとなり、9:45から一段安となって23,500まで下落しました。
そこからすぐに戻してからは23,530-590での揉み合いとなり、後場に入ると23,550近辺でのこう着が続きました。
13:30から小幅上げて13:45に23,630まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて23,550まで下落し、14:10に自民党総裁選で安倍首相の3選が報道され、14:15から急速に下げて23,420まで急落しましたが、すぐに反発して23,580まで戻しました。
しかし引けにかけて再び売られて23,460(-60)▼0.26%で引けました。
現物は23,674.93(+2.41)△0.01%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,030.38よりも4.01ポイント高い1,034.39で寄り付き、直後から下げ出して9:40に1,017まで下落した後は小幅戻して1,025近辺での小動きがひたすら続きました。
14:10の自民党総裁選安倍首相3選の報道後に1,020まで下落しましたが、すぐに戻して1,025近辺でのこう着となって1,026.05(-4.33)▼0.42%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は112.15-45で方向感なく上下し、NYタイムでは112.15-30での小動きが続いて、112.29でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると9:00に112.34まで上げた後はジリ下げとなって11:30には112.08まで下落しました。
その後は112.10-25での小動きが続き、14:10に自民党総裁選で安倍首相の3選が報道されると112.23まで上昇しましたが、すぐに反転して14:15には112.06まで下落しました。
しかしすぐに切り返して14:30には112.19まで戻して112.14で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,730.85よりも7.88ポイント高い2,732.17で寄り付き、前場半ばにプラス0.5%まで上昇しましたが、すぐに押し戻されてからは前日終値を挟んだ小動きが続き、2,729.24(-1.61)▼0.06%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    26,405.76(+158.80)
NASDAQ     7,950.04(-6.07)
・昨日のNY株は中国の李克強首相が夏季ダボス会議での演説で、対中貿易制裁について「問題があれば協議によって解決すべきだ」と対話の重要性を訴えたことや米中通商摩擦に対する過度の懸念が後退したためキャタピラーやボーイングなどが買われ、また米長期金利の上昇を受けてJPモルガン・チェースなど金融大手株が買われたためダウは一時$210高まで買い上げられて$158高で引けました。
一方ナスはマイクロソフトやアマゾンなどが売られたため終日小幅安水準での小動きが続いて0.08%安となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足