東京市場ザラバ~材料ない中291円のカチ上げ~(2018年9月11日)

 

2018年9月11日

・昨日のダウは朝方は下院共和党指導部が週内に時限的な個人減税の恒久化措置などが盛り込まれた「減税第2弾」を発表する見通しとの報道で買われて一時$120上昇しました。
しかし先週末9/7に報道された中国からの輸入品2000億ドル分への追加関税でアップルが「アップルウオッチ」を含む同社製品が悪影響を受けるとの意見書を通商当局に提出し、またトランプ大統領が9/8にアップルに対して関税の影響を避けたいならば、生産を中国から米国に移管せよとツイッターに投稿したことで業績への懸念から同社株が売られたため午後はマイナス圏での推移が続き$59安で引けました。
一方ナスは終日小幅高で推移し0.27%高でした。

・本日の日経は前日終値22,373.09よりも96.69円高い22,469.78で寄り付き、直後からこれとった材料がないなかドル円と共に上げ出して10時半には241円高の22,614まで上昇が続きました。
そこからは22,570-610での小動きが前場いっぱい続きましたが、昼休み中に日経先物が上昇したため後場は一段高の22,624で寄り付きました。
そこから再び上げ出して13時前には287円高の22,660まで上昇して22,650近辺でのこう着が続きました。
13時半から小幅下げて22,610-640での小動きが続いた後、14時半から再度ジリジリと上げ出して引け前に294円高の22,667まで上昇して、22,664.69(+291.60)で引けました。

 

 

日経先物
22,470で寄り付き、22,450-470で小動きの後9:00から上げ出して10:30の260円高となる22,620まで上昇が続きました。
そこからは小幅押し戻されて22,570-610で揉み合った後12:15から再び上げ出して12:50には310円高の22,670まで上昇しました。
その後一旦押し戻されて22,610-640で揉み合っていましたが、引けにかけて再び高値圏に戻して22,650(+290)△1.30%で引けました。
現物は22,664.69(+291.60)△1.30%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,015.17よりも4.66ポイント高い1,019.83で寄り付き、9:30から下げ出して10:15にマイテンして11:05には1,009まで下落しました。
そこから反転して再びプラス圏に戻って13:05には1,019まで上昇し、その後は1,014-18での小動きが続いて1,017.05(+1.88)△0.19%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は111.00-25で小動きながらも111円台を固める堅調な展開が欧州・NYタイムで続き、111.12でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると111.10近辺で小動きの後、9:00からジリジリと上げて9:40からは上げ足を速めて10:50には111.47まで上昇しました。
その後は111.40近辺での揉み合いが続いて111.43で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,669.48よりも0.99ポイント高い2,668.49で寄り付き、直後からジリ下げとなって年初来安値を更新し、前引けにかけて一旦リバりましたが後場になると再び売られてマイナス0.6%まで下落し、2,664.80(-4.68)▼0.18%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,857.07(-59.47)
NASDAQ     7,924.16(+21.62)
・昨日のダウは朝方は下院共和党指導部が週内に時限的な個人減税の恒久化措置などが盛り込まれた「減税第2弾」を発表する見通しとの報道で買われて一時$120上昇しました。
しかし先週末9/7に報道された中国からの輸入品2000億ドル分への追加関税でアップルが「アップルウオッチ」を含む同社製品が悪影響を受けるとの意見書を通商当局に提出し、またトランプ大統領が9/8にアップルに対して関税の影響を避けたいならば、生産を中国から米国に移管せよとツイッターに投稿したことで業績への懸念から同社株が売られたため午後はマイナス圏での推移が続き$59安で引けました。
一方ナスは終日小幅高で推移し0.27%高でした。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足