先週金曜日のNY市場(2018年9月10日)

NY DOW    25,916.54(-79.33)
NASDAQ     7,902.54(-20.18)
CME(円建)  22,345
日経先物(夜間) 22,330

・先週金曜日のNY株は8月雇用統計で平均時給が2009年6月以来、9年2カ月ぶりの高い伸びとなる前年同月比2.9%増となったため発表直後にダウ先物が売られました。
その後徐々に値を戻しましたがトランプ大統領が近々発表予定の2000億ドル相当への対中制裁関税とは別に中国からの輸入品2670億ドル相当に追加の制裁関税を課す用意があるとの報道で急落してダウは一時$180近く下落し、引けにかけては戻したものの$79安で引けました。
またナスは0.25%安でした。

・先週金曜日のドル円は8月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回り、また平均時給が前年比2.9%増と約9年ぶりの高い伸びとなったため発表直後に110.81から111.08まで急伸し、その後もドル買いの流れとなり23:30には111.24まで上昇しました。
しかし01:05にトランプ大統領が「対中制裁で2670億ドル分に追加関税の用意」と述べたことが伝わると急落して01:15には110.73まで下落しました。
その後はダウが戻っていたこともあり値を戻して03:40には111.11まで上昇し、111.03でNYクローズとなりました。