2018年8月16日

・昨日のNY株は中国株や欧州株が大幅に下落したことや南アフリカ・ランドやインド・ルピーなど新興国通貨が売られて新興国経済の混乱への懸念の高まり、原油在庫が減少予想に反して大幅増加したため原油先物価格の大幅下落も重なりダウは一時$330超の下落となり、引けにかけて下げ幅を縮めましたが$137安となりました。
またナスは終日軟調な展開が続いて1.23%安で引けました。

・本日の日経は前日終値22,204.22よりも223.40円安い21,980.82で寄り付き、直後に下げて333円安の21,871まで下落した後は小幅戻して21,900-22,000での揉み合いが続きました。 しかし10時半に中国商務省が「中国商務次官が貿易交渉で8月後半に訪米する」との報道が流れたため米中関係の回復期待で10時半の21,973から22,165までドル円と共に急伸し、そこから更に上昇が続いて11時過ぎにはプラテンして36円高の22,240まで上昇しました。
後場になると小幅安水準の22,150-200での小動きが長く続き、引け前に小幅上げて前日終値を挟んだ攻防となり、22,192.04（-12.18）で引けました。

 

 

日経先物
21,960で寄り付き、9：00から下げ出して9：05に320円安の21,860まで下落し、そこからはリバって9：40に21,990まで上昇しまいしたが、10：30に開く上海株を警戒して下げ出して10：15には21,900まで下落しました。
しかし10：30に中国商務省が「中国商務次官が貿易交渉で8月後半に訪米する」との報道で急伸して10：45には22,180まで上昇し、そこから22,080まで押し戻されましたが切り返して11：05にはプラテンして11：15に40円高の22,230まで上昇しました。
そこからは押し戻されて12：35に22,090まで下げましたが、その後は小幅安水準の22,130-190での揉み合いが長く続き、14：50に22,210まで上昇したものの引けにかけて押し戻されて、22,160（-20）▼0.09％で引けました。
現物は22,192.04（-12.18）▼0.05％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値955.14よりも11.25ポイント安い943.89で寄り付き、10:25に932まで下落しましたが、10：30から日経が急伸したためマザーズ指数も上昇して11：15には949まで戻しました。
後場になると941-946での小動きが続いて、942.48（-12.66）▼1.33％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間序盤は111.20-35で小動きでしたが、主要欧州株や時間外のダウ先物が下げ幅を広げていったためリスク回避の円買いの流れとなり19：30の111.22から23：50の110.43まで下げ続けました。
その後は小幅戻して110.50-75での小動きが続き110.74でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げとなって10：10には110.46まで下落しましたが、10：30に中国商務省が「中国商務次官が貿易交渉で8月後半に訪米する」との報道があり、米中関係の回復期待から日経と共に急伸して10：35には110.88まで上昇しました。
その後は111.80を挟んだ揉み合いが続き、110.86で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
前日終値2,723.26よりも31.83ポイント安い2,691.43で寄り付き、直後にマイナス1.7%の2,672まで下落しましたが、そこからは急速に戻して前場半ばにプラテンし、ごばになると小幅安での推移が続いて、2,705.19（-18.07）▼0.66％で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　25,162.41(-137.51)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 7,774.12(-96.78)
・昨日のNY株は中国株や欧州株が大幅に下落したことや南アフリカ・ランドやインド・ルピーなど新興国通貨が売られて新興国経済の混乱への懸念の高まり、原油在庫が減少予想に反して大幅増加したため原油先物価格の大幅下落も重なりダウは一時$330超の下落となり、引けにかけて下げ幅を縮めましたが$137安となりました。
またナスは終日軟調な展開が続いて1.23%安で引けました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足