東京市場ザラバ~上下に方向感なく振って17円安~(2018年8月6日)

 

2018年8月6日

・先週金曜日のNY株は中国が米国からの輸入品600億ドル相当に最高25%の関税を上乗せすると発表したものの、7月雇用統計で失業率が前月の4.0%から3.9%へ低下したことで労働市場の堅調さを好感してダウは$136高となりました。
またナスは前日に大幅高したこともあり終日小幅な値動きが続いて0.12%高となりました。

・本日の日経は先週金曜日終値22,525.18よりも10.87円高い22,536.05で寄り付き、前場は22,500を割ることなく上値追いの場面も見られて110円高の22,635まで上昇しましたが、昼休み中に日経先物が下げて後場はGDして寄り付いた後はジリ下げが続いて14時過ぎに2回22,500を割り込んで、22,507.32(-17.86)で引けました。

 

★雇用統計後の動きは、米雇用統計発表後のNY市場の動き(2018年8月4日)の記事に詳しく書いています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

 

日経先物
22,540で寄り付き、9:15に22,580まで上昇した後は押し戻されて9:30にマイテンして10:05には22,470まで下落しました。
10:45に22,580まで急伸してからは22,570-600での揉み合いが続いていましたが、12:20から下げ出すとジリ下げが続いて14:00に再びマイテンして14:40には22,470まで下落し、22,490(-20)▼0.09%で引けました。
現物は22,507.32(-17.86)▼0.08%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,020.33よりも0.95ポイント安い1,019.38で寄り付き、直後から下げ出して10:25には1,009まで下落しました。
そこからはリバって1,016まで戻った後1,014近辺でこう着が続いていましたが、13:30からジリジリとした下げとなって本日安値の1,006.81(-13.52)▼1.33%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は17:00に111.69から111.86まで急伸しましたが、すぐに押し戻されて20:30には111.51まで下落し、21:30の雇用統計の時は111.59でした。
発表直後に111.59から111.44まで下落し、そこからジリ下げとなって00:55には111.10まで下落しました。
その後は111.20-30での小動きが続いて、111.26でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は111.20で始まり、しばらく111.20近辺で小動きが続いた後11:00から小幅に上げて111.30-40での小動きとなりました。
その後は111.30-57での小動きがひたすら続いて111.31で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値2,740.44よりも3.91ポイント安い2,736.53で寄り付き、前場は先週金曜日終値を挟んで上下していましたが、後場になるとジリ下げとなって2,700ポイントを割り込んでマイナス1.73%の2,692まで下落し、2,705.16(-35.29)▼1.29%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,462.58(+136.42)
NASDAQ     7,812.01(+9.33)
・先週金曜日のNY株は中国が米国からの輸入品600億ドル相当に最高25%の関税を上乗せすると発表したものの、7月雇用統計で失業率が前月の4.0%から3.9%へ低下したことで労働市場の堅調さを好感してダウは$136高となりました。
またナスは前日に大幅高したこともあり終日小幅な値動きが続いて0.12%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足