東京市場ザラバ~米欧貿易摩擦緩和の影響なく小動き~(2018年7月26日)

 

2018年7月26日

・昨日のダウはトランプ大統領とユンケル欧州委員長との会談を控える中、ボーイングとGMの決算がさえなかったためマイナス圏での推移が続いていましたが、引け前に「トランプ米大統領、貿易戦争回避のためEUの譲歩を確保」などと伝わると一気に$190ドル高まで急伸し、$172高で引けました。
一方ナスはフェイスブック決算への期待からハイテク株が買われたためプラス圏で堅調に推移して1.17%高で引けました。

・本日の日経は前日終値22,614.25よりも97.34円高い22,711.59で寄り付きましたが、直後に下落してマイテンして9時半には22,549まで下落しました。
その後反転して10時にプラテンしましたが、すぐに押し戻され、後場になると小幅安水準の22,550-600での小動きがひたすら続いて、22,586.87(-27.38)で引けました。
 また朝方に日銀が来週の金融政策決定会合で、ETF買い入れについて日経平均連動型への資金配分を減らすという報道があり、日経平均に比べてTOPIXが買われました。

 

 

日経先物
22,610で寄り付き、8:50に22,640まで上昇した後、反転して9:20には22,510まで下落しました。
そこから再び上げ出して10:15に22,620まで上昇しましたが、再び下げ出して11:40には22,510まで下落しました。
その後は小幅戻して22,540-590での小動きがひたすら続いて、22,560(-40)▼0.18%で引けました。
現物は22,586.87(-27.38)▼0.12%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,063.73よりも3.69ポイント高い1,067.42で寄り付き、直後にマイテンして9:30には1,054まで下落しました。
そこからは戻して10:20には1,062まで上昇しましたが、再び下落して後場は1,056近辺でのこう着が続いて、1,056.87(-6.86)▼0.64%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は下げ基調となり16:00の111.16から22:10には110.92まで下落し、NYタイムに入っても軟調に推移する中、日経新聞の「日銀は30-31日の金融政策決定会合で年6兆円買っている上場投資信託(ETF)の購入配分の見直しを検討する」との報道で02:40には110.65まで急落しました。
その後「トランプ米大統領、貿易戦争回避のためEUの譲歩を確保」「トランプ米大統領とユンケル欧州委員長は貿易緊張の緩和で合意」などの報道で05:00には111.08まで上昇し、110.93でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると8:40から下げ出して9:50には110.70まで下落した後は110.80近辺での小動きが続きました。
その後14:00から小幅下げて14:50に110.64まで下落し、110.67で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,903.65よりも2.14ポイント高い2,905.79で寄り付き、直後から下落して後場はマイナス0.3-1.0%で推移し、2,882.23(-21.42)▼0.74%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,414.10(+172.16)
NASDAQ     7,932.24(+91.47)
・昨日のダウはトランプ大統領とユンケル欧州委員長との会談を控える中、ボーイングとGMの決算がさえなかったためマイナス圏での推移が続いていましたが、引け前に「トランプ米大統領、貿易戦争回避のためEUの譲歩を確保」などと伝わると一気に$190ドル高まで急伸し、$172高で引けました。
一方ナスはフェイスブック決算への期待からハイテク株が買われたためプラス圏で堅調に推移して1.17%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足