先週金曜日のNY市場(2018年7月2日)

NY DOW    24,271.41(+55.36)
NASDAQ     7,510.30(+6.62)
CME(円建)  22,225
日経先物(夜間) 22,240

・先週金曜日のNY株は欧州連合(EU)加盟国が、移民・難民を自主的に受け入れることなどで合意にこぎ着けたため欧州株が上昇した流れを引き継いで堅調なスタートとなり、前日引け後に発表された3-5月期決算が増収増益だったナイキが10%超の上昇したことやFRBのストレステストに合格した大手金融株や原油高を背景にエネルギーセクターも買われたためダウは一時$293高まで上昇しました。
しかし7/6の対中貿易制裁の発動や週末を控えて引けにかけて急速に上げ幅を縮めてダウは$55高、ナスは0.09%高で引けました。

・先週金曜日のドル円は19:20に「トランプ米大統領がWTO脱退を模索」との報道が伝わると110.67から110.48まで下落しましたが、その後はNY株が堅調に推移していたため上昇基調が続いて04:00には111円に迫る110.93まで上昇しました。
しかしダウが引けにかけて急速に上げ幅を縮めたため05:20には110.60まで押し戻されて110.70でNYクローズとなりました。