東京市場ザラバ~後場ジリ上げ続いて3円高のプラス引け~(2018年6月26日)

 

2018年6月26日

・昨日のNY株は朝方から貿易摩擦激化を懸念して大きく売られるなか、ムニューシン財務長官がツイッターで「米国の技術を盗もうとする全ての国」が対象だと投稿して中国資本だけが標的ではないとの見解を表明したため売りが加速してダウは一時$496安まで大幅下落しました。
その後安値圏での推移が続き、4時半にナバロ大統領補佐官がテレビインタビューで、特定の国を標的とした具体的な計画はないと述べたことで買い戻しが入り、ダウは$328安で引け、ハイテクセクターの下げがきつかったナスは2.09%もの大幅安で引けました。

・本日の日経は前日終値22,338.15よりも177.82円安い22,160.33で寄り付き、22,104まで下落した後は反転して10時半には37円安の22,301まで戻しました。
そこから押し戻されて11時過ぎに22,178まで下落しましたが、再び反転して上げ出して13時過ぎにプラテンしました。
その後は前日終値を挟んだ22,300-370での小動きが続いて、22,342.00(+3.85)のプラスで引けました。

 

 

日経先物
22,160で寄り付き、直後から下げ出して9:10に22,050まで下落しましたが、そこから反転すると9:40には22,230まで上昇しました。
22,180-220で揉み合った後10:15に22,260まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて11:10には22,130まで下落しました。
その後はジリ上げが続いて14:10にプラテンして22,330まで上昇し、そこから引けにかけては前日終値を挟んだ22,280-320での揉み合いとなり、22,320(+20)△0.09%で引けました。
現物は22,342.00(+3.85)△0.02%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,073.06よりも13.72ポイント安い1,059.34で寄り付き、直後から上げ出して9:40にプラテンして1,073まで上昇し、そこから前場いっぱいは小幅安の1,064-73での小動きが続きました。
後場になると小幅上げて前日終値を挟んだ1,067-75での小動きが続き、1,073.08(+0.02)△0.00%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州・NYタイムを通して109.40-70での上下が続いていましたが、04:30にナバロ国家通商会議(NTC)委員長が「トランプ米大統領の貿易政策について誤解がある」と発言すると急激なショートカバーが入って109.47から110.03まで56pips急伸し、その後は押し戻されて109.75近辺でのこう着となり、109.74でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げが続いて11:10には109.37まで下落し、そこからは109.40-50での小動きが続きました。
14:00から一段高となって14:40には109.61まで上昇し、109.59で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値2,859.34よりも29.35ポイント安い2,829.99で寄り付き、前場半ばにマイナス1.9%まで下落し、その後は戻してマイナス0.5-1.0%での小動きとなり、2,844.51(-14.83)▼0.52%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,252.80(-328.09)
NASDAQ     7,532.01(-160.81)
・昨日のNY株は朝方から貿易摩擦激化を懸念して大きく売られるなか、ムニューシン財務長官がツイッターで「米国の技術を盗もうとする全ての国」が対象だと投稿して中国資本だけが標的ではないとの見解を表明したため売りが加速してダウは一時$496安まで大幅下落しました。
その後安値圏での推移が続き、4時半にナバロ大統領補佐官がテレビインタビューで、特定の国を標的とした具体的な計画はないと述べたことで買い戻しが入り、ダウは$328安で引け、ハイテクセクターの下げがきつかったナスは2.09%もの大幅安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足