2018年6月25日
・先週金曜日のNY株はトランプ大統領が「欧州連合（EU）からの全ての自動車に対して20％の関税を課す」と発言して一時的に売られましたが、OPECによる今後の増産が緩やかになるとの見方から原油先物価格が上昇してシェブロンなど石油関連セクターが買われてダウは$119高で引けました。
一方ナスは直近上昇していた利食い売りに押されて0.26%安で引けました。
・本日の日経は先週金曜日終値22,516.83よりも26.73円高い22,543.56で寄り付き、しばらく前日終値を挟んで揉み合っていましたが、9時半にウォールストリートジャーナルが「トランプ大統領は多くの中国企業が米ハイテク企業に投資することを禁じる計画を立てている」「中国への追加的なハイテク輸出を阻止する」「中国資本が25%超出資の企業対象に重要技術持つ米企業買収禁止検討」「多くの中国企業の米IT企業投資禁じる措置を計画」との報道でドル円と共に下げ出して103円安の22,413まで下落しました。
そこからは22,430近辺での揉み合いが続いた後、10時過ぎから一段安となって22,380-440での揉み合いとなりました。
後場に入ると22,462までリバる場面もありましたが、すぐに押し戻されて22,390-440での揉み合いが続いた後、14時から再度下げ出して14時半過ぎには204円安の22,312まで下落し、22,338.15（-178.68）で引けました。
日経先物
22,480で寄り付き、8：55に22,530まで上昇しましたが、9：00から押し戻されて22,440-470で揉み合っていました。
しかし9：30にウォールストリートジャーナルが「トランプ大統領は多くの中国企業が米ハイテク企業に投資することを禁じる計画を立てている」「中国資本が25%超出資の企業対象に重要技術持つ米企業買収禁止検討」などの報道で急速に下げ出して9：45には22,360まで下落しました。
そこから22,360-400で揉み合った後10：15から再び下げ出して22,330まで下落し、22,340-390での揉み合いとなりました。
後場に入ると12：50に22,410まで戻しましたが、すぐに押し戻されて再び22,340-370での揉み合いとなり、14：10から再度下げ出して14：40には200円安の22,260まで下落し、引けにかけて小幅戻して22,300（-160）▼0.71％で引けました。
現物は22,338.15（-178.68）▼0.79％でした。
左：日経先物－5分足 右：日経先物－日足
マザーズ
先週金曜日終値1,106.21よりも4.46ポイント高い1,110.67で寄り付き、9：10に1,115まで上昇しましたが、そこからジリ下げが長い時間続いて11：00には1,093まで下落しました。
その後は1,094近辺でこう着が続いていましたが、13：00から再びジリ下げとなり14：45の1,070まで下げ続け、1,073.06（-33.15）▼3.00％で引けました。
左：マザーズ－5分足 右：マザーズ－日足
ドル円（チャートは15：30時点）
・先週金曜日のドル円は16：00に109.86から110.11まで急伸した後は110.05-20で小動きが続いていました。
しかし23：25にトランプ大統領の「欧州連合（EU）からの全ての自動車に対して20％の関税を課す」との発言が伝わると急速に下げ出して23：50には109.79まで下落しました。
その後は109.85-110.00での小動きが続いて、109.98でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は109.89で始まり、109.80-95で揉み合っていましたが、9：30にウォールストリートジャーナルが「トランプ大統領は多くの中国企業が米ハイテク企業に投資することを禁じる計画を立てている」「中国資本が25%超出資の企業対象に重要技術持つ米企業買収禁止検討」などの報道で109.62まで急落し、そこから更に売られて11：05には109.45まで下落しました。
その後は109.50近辺での小動きが続いていましたが、14：05から再び下げ出して14：40には109.37まで下落し、109.44で15時となりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。
左：日本国債先物－5分足 右：日本国債先物－日足
上海総合指数
先週金曜日終値2,889.76よりも13.69ポイント高い2,903.45で寄り付き、前場は先週金曜日終値を挟んだ上下でしたが、後場になると下落が続いて2,859.34（-30.42）▼1.05％で引けました。
左：上海総合指数－1分足 右：上海総合指数－日足
昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 24,580.89(+119.19)
ＮＡＳＤＡＱ 7,692.82(-20.14)
・先週金曜日のNY株はトランプ大統領が「欧州連合（EU）からの全ての自動車に対して20％の関税を課す」と発言して一時的に売られましたが、OPECによる今後の増産が緩やかになるとの見方から原油先物価格が上昇してシェブロンなど石油関連セクターが買われてダウは$119高で引けました。
一方ナスは直近上昇していた利食い売りに押されて0.26%安で引けました。
左：DOW－日足 右：NASDAQ－日足
