東京市場ザラバ~米中貿易摩擦再燃と大阪府北部地震で171円安~(2018年6月18日)

 

2018年6月18日

・先週金曜日のNY株はトランプ政権が中国の知的財産権侵害への制裁として500億ドルの中国製品に25%の追加関税を課すと発表し、これに対抗して中国も同規模の関税で報復すると表明したことや、6/22・23のOPEC総会で現行の協調減産措置の緩和への警戒から原油先物価格が急落したためダウは一時$280下落し、引けにかけて戻して下げ幅を縮めダウは$84安、ナスは0.19%安で引けました。

★本日6/18午前7時58分ころの大阪府北部で最大震度6弱の地震が発生し、大阪エリアの電車のほとんどが運行停止し、水道管の破裂などインフラへの被害も伝わりました。
・本日の日経は先週金曜日終値22,851.75よりも45.18円安い22,806.57で寄り付きましたが、地震の影響が見えないため売りが先行して9時半には22,680まで下落しました。
そこからは小幅戻して22,700近辺での揉み合いが続いていましたが、11時前から再び売られ出して225円安の22,626まで下落しました。
後場に入ると再度下げ出して13時前には250円安の22,601まで下落し、その後は戻り基調が続いて22,680.33(-171.42)で引けました。

 

 

日経先物
22,780で寄り付き、直後から下げ出して9:35には22,630まで下落しました。
そこからは22,650-680で揉み合っていましたが、10:45kら再び下げ出して11:05には22,570まで下落しました。
一旦リバって11:50に22,630まで上げましたが、12:15から再度下げ出して12:45には280円安の22,550まで下落し、その後はジリジリとした戻りが続いて14:50には22,640まで上昇し、22,620(-210)▼0.92%で引けました。
現物は22,680.33(-171.42)▼0.75%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,151.85よりも2.13ポイント安い1,149.72で寄り付き、直後から下げ出して9:30には1,129まで下落しました。
そこからはリバって1,135-40で小動きでしたが、10:40から再び下げ出して11:20には1,128まで下落しました。
後場になるとジリジリとした上げが続いて13:55に1,137まで戻し、1,136.27(-15.58)▼1.35%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤に米国が中国の500億ドルの輸入品に高関税を課すと発表したことに対して中国が「米国に対して同規模の報復措置を直ちに講じる」と表明したため16:00の110.76から17:10には110.38まで急落しました。
そこからはリバって20:50に110.73まで戻しましたが、NY株が下落していたため上値は重く110.40-65での小動きが続いて110.65でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は110.66で始まり、7:58に発生した大阪府北部地震直後は110.57まで小幅下げただけでした。
しかし9:30から急速に下げ出して10:50には110.30まで下落し、その後は戻して13:50には110.53まで上昇し、110.49で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
端午節のため休場でした。

 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,090.48(-84.83)
NASDAQ     7,746.38(-14.66)
・先週金曜日のNY株はトランプ政権が中国の知的財産権侵害への制裁として500億ドルの中国製品に25%の追加関税を課すと発表し、これに対抗して中国も同規模の関税で報復すると表明したことや、6/22・23のOPEC総会で現行の協調減産措置の緩和への警戒から原油先物価格が急落したためダウは一時$280下落し、引けにかけて戻して下げ幅を縮めダウは$84安、ナスは0.19%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足