東京市場ザラバ~23,000円手前で揉み合い~(2018年6月13日)

 

2018年6月13日

・昨日のダウはFOMCを控えて様子見ムードが高まり終日前日終値を挟んだ小動きが続いて$1安で引けました。
一方ナスはアルファベットなど主力ハイテク株が底堅く推移して0.57%高となり史上最高値を更新しました。
また米朝首脳会談への市場の反応は限定的でした。

・本日の日経は前日終値22,878.35よりも17.82円高い22,896.17で寄り付き、すぐに上げ出して10時すぎに98円高の22,976まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて11時には22,903まで下落しました。
後場に入ると再び上げ出して13時前に22,990まで上昇した後は22,960-22,990での揉み合いが続くなか14時前には22,993まで上昇しました。
その後は22,970近辺でのこう着となって、22,966.38(+88.03)で引けました。

 

 

日経先物
22,860で寄り付き、直後から上げ出して10:05に22,920まで上昇しましたが、そこからは逆に下げ出して10:50には22,840まで下落しました。
その後はジリ上げとなって12:55に22,930まで上昇し、22,920近辺でのこう着となって22,910(+80)△0.35%で引けました。
現物は22,966.38(+88.03)△0.38%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,148.07よりも1.13ポイント高い1,149.20で寄り付き、9:20からジリジリと上げ出して10:00に1,156まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて前日終値1,148近辺での小動きが続きました。
後場に入ると小幅上げて1,150近辺でのこう着がひたすら続いて、1,153.62(+5.55)△0.48%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は18:40に110.09まで下落しましたが、その後は持ち直して21:20には110.42まで上昇しました。
しかし21:30の5月CPIが予想通りの結果だったことに失望して下げ出して00:30には110.16まで下落しました。
その後「パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が全ての米連邦公開市場委員会(FOMC)会合後の記者会見を検討している」と報道から再び上げ出して03:10には110.48まで上昇し、110.36でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると今夜のFOMCで年内利上げ回数の増加への期待から110.35-55で揉み合った後10:00から上昇基調となって13:00には110.68まで上昇しました。
その後はジリジリと押し戻されて14:55には110.55まで下落し、110.56で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,079.80よりも8.34ポイント安い3,071.46で寄り付き、前場はマイナス0.5%前後で小動きでしたが、後場になると一段安となってマイナス1.1%まで下落し、3,049.80(-30.01)▼0.97%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,320.73(-1.58)
NASDAQ     7,703.79(+43.87)
・昨日のダウはFOMCを控えて様子見ムードが高まり終日前日終値を挟んだ小動きが続いて$1安で引けました。
一方ナスはアルファベットなど主力ハイテク株が底堅く推移して0.57%高となり史上最高値を更新しました。
また米朝首脳会談への市場の反応は限定的でした。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足