東京市場ザラバ~10時過ぎから下落基調続いて128円安~(2018年6月8日)

 

2018年6月8日

・昨日のNY株はロス商務長官がテレビのインタビューで中興通訊(ZTE)に対する制裁措置を解除することで合意したとの発言やベネズエラからの原油輸出の停滞懸念による需給引き締まり観測で原油価格が上昇したことでエネルギーセクターが買われ、ダウは一時$180近く上昇して$95高で引けました。
一方ナスは3日連続で史上最高値を更新していたこともあり利食いに押されて0.70%安で引けました。

・本日の日経は前日終値22,823.26よりも23.88円安い22,799.38で寄り付き、直後から下げ出して22,727まで下落した後は反転して10時にプラテンし22,879まで上昇しました。
しかし週末のG7や来週の米朝首脳会談、ECB、FOMCなどを控えて様子見ムードのなか下落基調が続いて13時過ぎには22,696まえ下落しました。
その後14時前に22,787までリバる場面もありましたが、引けにかけては再び下げ基調となり、本日安値の22,694.50(-128.76)で引けました。

 

 

日経先物
22,670で寄り付き、8:55から急伸して9:00に22,780まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて9:20には22,700まで下落しました。
そこからは反転して再び早いペースで上げ出して10:15にプラテンして22,810まで上昇しましたが、その後は下落基調となって13:15には22,640まで下落し、一旦22,700までリバりましたが引けにかけて再び押し戻されて15:05には22,610まで下落し、22,620(-190)▼0.83%で引けました。
現物は22,694.50(-128.76)▼0.56%でした。
★SQ値は22,825.20でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,118.35よりも3.35ポイント高い1,121.70で寄り付き、直後から上げ出して9:50に1,129まで上昇した後は1,125-30での小動きとなり、後場になると1,126近辺でのこう着が続いて、1,128.49(+10.14)△0.91%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は109.90-110.10で小動きでしたが、米長期金利の低下と日経ナイトが急速に下げ出したため01:30から早いペースで下げ出して02:30には109.48まで下落しました。
その後は小幅戻して109.68でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると109.60-85での小動きがひたすら続き、109.66で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,109.50よりも8.90ポイント安い3,100.60で寄り付き、前場はジリ下げが続き、後場はマイナス1.5-1.9%での推移が続いて3,067.15(-42.35)▼1.36%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,241.41(+95.02)
NASDAQ     7,635.07(-54.17)
・昨日のNY株はロス商務長官がテレビのインタビューで中興通訊(ZTE)に対する制裁措置を解除することで合意したとの発言やベネズエラからの原油輸出の停滞懸念による需給引き締まり観測で原油価格が上昇したことでエネルギーセクターが買われ、ダウは一時$180近く上昇して$95高で引けました。
一方ナスは3日連続で史上最高値を更新していたこともあり利食いに押されて0.70%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足