東京市場ザラバ~堅調な動き続いて86円高~(2018年6月6日)

 

2018年6月6日

・昨日のNY株はイタリアのコンテ新首相が所信表明で減税や社会福祉の拡充など反緊縮財政の推進を約束したことからイタリア国債が売られ、逆に安全資産の米国債が買われて米10年債利回りが低下したため金融セクターが売られ、ダウは$13安で引けました。
一方ナスはアマゾンやネットフリックスなど主力IT株が買われて堅調な展開となり、0.41%高で2日連続史上最高値更新しました。

・本日の日経は前日終値22,539.54よりも19.23円安い22,520.31で寄り付き、しばらく前日終値を挟んで上下していましたが、10時からゆっくりジリジリとした上げが続いて52円高の22,591で前引けとなりました。 後場になると13時から一段高となって123円高の22,662まで上昇した後は22,600-640での堅調な展開が続いて、22,625.73(+86.19)で引けました。

 

 

日経先物
22,540で寄り付き、9:05に22,500まで下げた後は反転して9:35には22,580まで上昇しました。
そこから押し戻されて10:00に22,530まで下げた後、反転して10:45に22,590まで上昇しました。
その後22,580近辺でこう着が続きましたが、13:00から一段高となって13:35には22,660まで上昇し、22,610-650での揉み合いとなって22,640(+120)△0.53%で引けました。
現物は22,625.73(+86.19)△0.38%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,110.66よりも5.17ポイント安い1,105.49で寄り付き、直後から下げて1,096まで下落した後は小幅戻して1,100近辺での小動きが続きました。
後場になると13:50から一段安となって1,095近辺でのこう着となり、1,094.26(-16.40)▼1.48%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間はジリ下げとなり16:00の109.79から22:00には109.59まで下落し、23:00の5月ISM非製造業景況指数が好結果だったため109.89まで急伸しました。
しかし「欧州中央銀行(ECB)は14日の定例理事会で量的緩和政策(QE)からの出口戦略を議論する可能性がある」との一部報道でユーロ買い・ドル売りの流れとなり01:30には109.47まで下落しました。
その後はジリジリと戻す展開が続いて109.80でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げとなって9:30に109.93まで上昇した後は110円手前の109.85-95での小動きがひたすら続いて、109.88で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,114.21よりも5.04ポイント安い3,109.17で寄り付き、終日前日終値を挟んだ小動きが続いて、3,115.18(+0.97)△0.03%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,799.98(-13.71)
NASDAQ     7,637.86(+31.40)
・昨日のNY株はイタリアのコンテ新首相が所信表明で減税や社会福祉の拡充など反緊縮財政の推進を約束したことからイタリア国債が売られ、逆に安全資産の米国債が買われて米10年債利回りが低下したため金融セクターが売られ、ダウは$13安で引けました。
一方ナスはアマゾンやネットフリックスなど主力IT株が買われて堅調な展開となり、0.41%高で2日連続史上最高値更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足