東京市場ザラバ~好調な米雇用統計を好感して304円の大幅高~(2018年6月4日)

 

2018年6月4日

・5月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想19.0万人増を上回る22.3万人増、失業率も予想3.9%に対して結果3.8%、平均時給も予想+0.2%を上回る+0.3&の好結果となり、NY株は雇用統計の好結果を受けて幅広い銘柄に買いが入り、終日高値圏での堅調な動きが続いて、ダウは$219高、ナスは1.51%高となりました。

・本日の日経は堅調な米雇用統計で上昇したNY株を受けて、先週金曜日終値22,171.35よりも193.74円高い22,365.09で寄り付き、22,400近辺で揉み合った後9時半から一段高となって22,450近辺での小動きが前場いっぱい続きました。 後場に入ってすぐに更に一段高となって344円高の22,515まで上昇し、そこからは小幅押し戻されて22,470近辺での小動きが続き、14時半から引けにかけては本日高値に近い22,500近辺での揉み合いとなって22,475.94(+304.59)で引けました。

 

 

日経先物
22,330で寄り付き、直後から上げ出して9:30の22,450まで上昇が続きました。
そこからは22,440近辺で小動きが続いた後、10:40から一段高となって10:50に22,490まで上昇し、すぐに押し戻されて再び22,450近辺での小動きとなりました。
その後12:40から再度上げて12:45に300円高の22,520まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて22,480近辺での小動きがしばらく続きました。
14:20からは22,500近辺での揉み合いとなり、22,510(+290)△1.31%で引けました。
現物は22,475.94(+304.59)△1.37%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,133.08よりも7.01ポイント高い1,140.09で寄り付き、直後から下げ出してマイテンして9:20には1,131まで下落しました。
そこから一旦リバって1,135まで戻しましたが、すぐに再び下げ出して10:55には1,129まで下落しました。
後場に入ってすぐに下げ出して12:55に1,128まで下落し、その後は小幅安水準の1,128-35での小動きが続いて、1,131.60(-1.48)▼0.13%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・ドル円は欧州時間序盤はジリ上げとなって16:00の109.16から21:10には109.41まで上昇し、21:30の雇用統計発表の時は109.42でした。
発表直後に109.42から109.66まで上昇し、更に上げて22:50には109.73まで上昇しました。 その後5月ISM製造業景気指数も好結果となり、NY株が堅調に推移していたこともあって109.40-60で小動きが続き、109.50でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は109.46で始まり109.50-65で揉み合った後9:55に109.76まで上昇しました。
そこからは押し戻されて109.60近辺での小動きがひたすら続き、109.62で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,075.14よりも8.29ポイント高い3,083.43で寄り付き、終日プラス0.1-0.8%での堅調な展開が続き、3,091.19(+16.05)△0.52%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,635.21(+219.37)
NASDAQ     7,554.33(+112.21)
・5月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想19.0万人増を上回る22.3万人増、失業率も予想3.9%に対して結果3.8%、平均時給も予想+0.2%を上回る+0.3&の好結果となり、NY株は雇用統計の好結果を受けて幅広い銘柄に買いが入り、終日高値圏での堅調な動きが続いて、ダウは$219高、ナスは1.51%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足