2018年6月1日

・昨日のNY株は鉄鋼・アルミニウムの輸入制限措置の対象から一時的に除外していたEUやカナダ、メキシコに対して追加関税を6月1日から発動すると発表したため世界的な貿易戦争に発展するとの懸念から売られて、ダウは$251安、ナスは0.27%安となりました。

・本日の日経は前日終値22,201.82よりも75.57円高い22,126.25で寄り付き、ジリジリと上昇してプラテンして22,200近辺で揉み合っていました。
しかし10：10に日銀が国債買い入れオペを「5年超10年以下」を前回の4500億円から4300億円に減額の発表で、ドル円は108.97から108.73まで急落しましたが、すぐに反転にして10：15には109.19まで逆に急伸し、日経も115円高の22,316まで急伸しました。
その後は今夜の雇用統計やG7財務相・中銀総裁会議を控えて前日終値を挟んだ方向感のない上下が続き、22,171.35（-30.47）で引けました。

 

 

日経先物
22,110で寄り付き、8：55から上げ出して9：15には22,190まで上昇しました。
そこからは22,170-200で揉み合っていましたが、10：10に日銀が国債買い入れオペを前回の4500億円から4300億円に減額の通知でドル円と共に10：15には22,320まで急伸しました。
そこからは22,240-290で揉み合いが続いていましたが、13：05に22,180まで急落しました。
その後は22,240まで戻した後、再び売られて14：05には22,160まで下落し、引けにかけて22,240まで戻しましたが、15：00に22,140まで再度急落し、すぐに急伸して22,220（+30）△0.14％で引けました。
現物は22,171.35（-30.47）▼0.14％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値1,135.26よりも1.24ポイント安い1,134.02で寄り付き、9：15に1,142まで上昇した後はジリジリと押し戻されて11：00にマイテンし、13：10の1,129まで下げ続けました。
その後は1,130近辺でこう着となり、14：20から小幅上げて1,133.08（-2.18）▼0.19％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間序盤の18：00に109.00まで上昇して109.90近辺で小動きが続いていましたが、22：00から下げ出して更にNY株の下落も加わったため23：10の108.38まで下げ続けました。
その後は戻して108.60-85での揉み合いが続き、108.84でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると108.80近辺で小動きでしたが、9：30から小幅上げて、10：10に日銀が国債買い入れオペを通知し、「5年超10年以下」を前回の4500億円から4300億円に減額の発表で108.97から108.73まで急落しました。
しかしすぐに反転にして10：15には109.19まで逆に急伸しました。
そこからは109.00-10で揉み合った後11：55から再び上げ出して12：20には109.24まで上昇しました。
その後は再び押し戻されて109.10近辺での小動きが続き、109.06で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
10：10に日銀が国債買い入れオペを「5年超10年以下」を前回の4500億円から4300億円に減額の発表で150.95から150.82まで急落し、その後は150.85近辺での小動きが続いて、150.84で15時となりました。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
前日終値3,095.47よりも10.72ポイント安い3,084.75で寄り付き、前場は前日終値を挟んで小動きしていましたが、後場になると下落してマイナス0.5-1.2%で推移し、3,075.14（-20.34）▼0.66％で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　24,415.84(-251.94)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 7,442.12(-20.34)
・昨日のNY株は鉄鋼・アルミニウムの輸入制限措置の対象から一時的に除外していたEUやカナダ、メキシコに対して追加関税を6月1日から発動すると発表したため世界的な貿易戦争に発展するとの懸念から売られて、ダウは$251安、ナスは0.27%安となりました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足