東京市場ザラバ~南欧情勢でダウ大幅安、日経339円安~(2018年5月30日)

 

2018年5月30日

・昨日のNY株はイタリアで夏に再選挙が行われる可能性が浮上し、懐疑派が勢いを増せばEU離脱の可能性があることから欧州株が軒並み売られ、NY株もその地合いを引き継いだことや、トランプ政権が午前に知的財産権侵害を理由に中国製品に追加関税を課す貿易制裁の継続方針を打ち出したことで朝方から下げ幅を拡大してダウは一時マイナス$505安まで大幅下落しました。
引けにかけて戻して下げ幅を縮めたもののダウは$391安、ナスは0.50%安となりました。

・本日の日経は前日終値22,358.43よりも306.46円安い22,051.97で寄り付き、9時半に427円安の21,931まで下落し、そこからはリバって10時半には22,079まで戻しました。
その後再び押し戻されて11時に21,956まで下落し、後場になると22,000を挟んだ小動きがひたすら続いて、22,018.52(-339.91)で引けました。

 

 

日経先物
21,980で寄り付き、9:05に22,040まで上昇した後は下げ出して9:30には21,920まで下落しました。
そこからは再びジリ上げとなって10:40に22,080まで上昇しましたが、押し戻されて21,960近辺でのこう着が続きました。
その後12:30から小幅上げて22,000を挟んだ21,970-22,040での小動きがひたすら続き、引け直前に一段高となって15:05に22,070まで上昇し、22,030(-270)▼1.21%で引けました。
現物は22,018.52(-339.91)▼1.52%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,136.08よりも17.82ポイント安い1,118.26で寄り付き、1,120近辺での小動きが続いた後、10:30から小幅上げて1,122-28での小動きが前場いっぱい続きました。
後場になると1,122-28での小動きがひたすら続いて、1,123.16(-12.92)▼1.14%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は下落基調となり16:00の108.94から17:30には108.42まで下落した後は徐々に戻して23:00には109.10まで上昇しました。
しかしNY株が下げ幅を大幅に広げる展開となったことや米長期金利の大幅低下を受けて下げが続き03:30には108.11まで下落し、そこからは戻して108.70でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げとなって8:40に108.35まで下落しましたが、その後は小幅上げて108.60近辺での小動きが続き、14:50に108.47まで下げた後に急反転して108.68で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,120.46よりも39.32ポイント安い3,081.14で寄り付き、マイナス1.0-2.0%での推移が続き、引け前に一段安となって3,041.44(-79.02)▼2.53%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,361.45(-391.64)
NASDAQ     7,396.59(-37.26)
・昨日のNY株はイタリアで夏に再選挙が行われる可能性が浮上し、懐疑派が勢いを増せばEU離脱の可能性があることから欧州株が軒並み売られ、NY株もその地合いを引き継いだことや、トランプ政権が午前に知的財産権侵害を理由に中国製品に追加関税を課す貿易制裁の継続方針を打ち出したことで朝方から下げ幅を拡大してダウは一時マイナス$505安まで大幅下落しました。
引けにかけて戻して下げ幅を縮めたもののダウは$391安、ナスは0.50%安となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足