東京市場ザラバ~前場プラテンするも、後場はマイナス圏で小動き~(2018年4月20日)

 

2018年4月20日

・昨日のNY株は台湾の半導体受託メーカー世界最大手TSMCが世界のスマートフォン需要が弱含んでいると指摘した上、2018年通期の売上高予想を下方修正したことで半導体セクターや部品供給先のアップルが売られたことや、米10年債利回りが2.900%を越えて上昇したことを嫌気し、ダウ・ナス共に下げ幅を徐々に広げる軟調な展開でした。
しかし引け前に「ローゼンスタイン米司法副長官はトランプ米大統領にロシア捜査対象ではないと伝えた」との報道で急伸して下げ幅を縮め、ダウは$83安、ナスは0.78%安で引けました。

・本日の日経は前日終値22,191.18よりも42.96円安い22,148.22で寄り付き、すぐに22,076まで下落した後は22,080-130で揉み合っていましたが、10時半からドル円と共に動意付いてプラテン後も上げが続いて前引け前には70円高の22,261まで上昇しました。
しかし昼休み中に日経先物が下落したため後場は22,194で寄り付いた後マイテンして22,154まで下落しました。
その後は22,140-200で方向なく上下を繰り返して、22,162.24(-28.94)で引けました。

 

 

日経先物
22,140で寄り付き、9:05から下げ出して9:10に22,070まで下落しましたが、そこから戻して22,090-140で揉み合いとなりました。
しかし10:25から急速に上げ出して10:55にプラテンして11:20の22,270まで上昇が続きましたが、そこから反転すると急速に下げ出して12:45には22,130まで下落しました。
その後はマイナス圏の22,140-200で方向感なく上下し、22,160(-40)▼0.18%で引けました。
現物は22,162.24(-28.94)▼0.13%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,125.61よりも3.74ポイント安い1,121.87で寄り付き、直後から上げ出して9:35には1,137まで上昇し、そこからは1,130-35での小動きが前場は続きました。
後場も同様に1,130-35での小動きがひたすら続いて、1,134.33(+8.72)△0.77%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は107.30-45での小動きが続き、NYタイムでは02:10に107.24まで下げる場面がありましたがすぐに戻し、「ローゼンスタイン米司法副長官はトランプ米大統領にロシア捜査対象ではないと伝えた」との報道でNY株が急伸した04:35に107.50まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて107.35でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリジリとした上げが続いて9:50には107.56まで上昇し、更に10:20から急伸して10:50には107.72まで上昇しました。
しかしそこからは押し戻されて12:40に107.58まで下げた後は107.60-70での小動きがひたすら続いて、107.63で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
前場は150.80近辺で小動きでしたが、後場になると急速に売られて150.59で15時となりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,117.38よりも11.92ポイント安い3,105.46で寄り付き、しばらくマイナス0.5%前後の小動きが続いていましたが、前場半ばから下げ出して後場はマイナス1.6%前後での小動きがひたすら続いて、3,071.54(-45.83)▼1.47%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,664.89(-83.18)
NASDAQ     7,238.06(-57.18)
・昨日のNY株は台湾の半導体受託メーカー世界最大手TSMCが世界のスマートフォン需要が弱含んでいると指摘した上、2018年通期の売上高予想を下方修正したことで半導体セクターや部品供給先のアップルが売られたため、ダウ・ナス共に下げ幅を徐々に広げる軟調な展開でした。
しかし引け前に「ローゼンスタイン米司法副長官はトランプ米大統領にロシア捜査対象ではないと伝えた」との報道で急伸して下げ幅を縮め、ダウは$83安、ナスは0.78%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足