東京市場ザラバ~週末のシリア情勢への懸念で上値重し~(2018年4月13日)

 

2018年4月13日

・昨日のNY株はトランプ米大統領がツイッターで「実行する時期に言及したことはない。間近の可能性も、全然そうでない可能性もある」との発言や「大きな決断」の期限としていた48時間を過ぎたことでシリア情勢への不安が和らぎ、朝方大きく上昇した後は大幅高水準で堅調に推移して、ダウは$293高、ナスは1.01%高で引けました。
またトランプ大統領が、TPPへの復帰検討を政権幹部に指示したとの報道がありました。

・本日の日経は前日終値21,660.28よりも141.13円高い21,801.41で寄り付き、4月限SQ値は21,853.92でした。
寄り後すぐに21,877まで上昇して21,860近辺での小動きが続いていましたが、10時から一段高となって21,917まで上昇しました。
しかし週末にシリア情勢が悪化することへの不安から10時半過ぎから下げ出して前引け前には21,761まで下落し、後場に入ると13時から更に下げて13時半には21,746まで下落しました。
その後は小幅戻して21,800を挟んだ小動きが続き、21,778.74(+118.46)で引けました。

 

 

日経先物
21,770で寄り付き、8:55から上げ出して9:05に21,870まで上昇し、21,850近辺で揉み合った後10:15から再び上げ出して21,910まで上昇しました。
しかし10:35から反転して下げ出して11:40には21,730まで下落し、そこからは週末のシリア情勢悪化への懸念から上値の重い展開となり21,740-800での揉み合いとなりました。
14:00に21,820まで上げましたが上昇力は弱く再び21,800近辺での小動きが続き、現物引け後の15:00から一段高となって21,840まで上昇し、21,810(+150)△0.69%で引けました。
現物は21,778.74(+118.46)△0.55%でした。
4月限SQ値は21,853.92でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,151.26よりも6.08ポイント高い1,157.34で寄り付き、9:05から下げ出してマイテンして9:25には1,149まで下落しました。
そこからは戻して1,157まで上昇した後は1,151-54での小動きが続き、14:50から一段高となって1,156.39(+5.13)△0.45%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は106.80-95で小動きでしたが、19:10に107.00を越えると上昇のペースを速めて22:50には107.42まで上昇しました。
その後一旦押し戻されて02:10には107.07まで下落しましたが、再び上げ出して107.34でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると小幅下げて8:30に107.20まで下落しましたが、そこからは上昇基調となって10:30には107.47まで上昇しました。
その後は107.35-45での小動きが続いて、107.47で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,180.16よりも11.88ポイント高い3,192.04で寄り付き、終日ジリ下げが続いて後場後半にはマイナス0.8%まで下落し、3,159.05(-21.11)▼0.66%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,483.05(+293.60)
NASDAQ     7,140.25(+71.22)
・昨日のNY株はトランプ米大統領がツイッターで「実行する時期に言及したことはない。間近の可能性も、全然そうでない可能性もある」との発言や「大きな決断」の期限としていた48時間を過ぎたことでシリア情勢への不安が和らぎ、朝方大きく上昇した後は大幅高水準で堅調に推移して、ダウは$293高、ナスは1.01%高で引けました。
またトランプ大統領が、TPPへの復帰検討を政権幹部に指示したとの報道がありました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足