東京市場ザラバ~ダウ$458安、日経はリバがひたすら続いて96円安~(2018年4月3日)

 

2018年4月3日

・昨日のNY株は米政府の鉄鋼・アルミニウムの輸入制限への報復対抗措置として、米国から輸入する128品目への関税上乗せを発表したことで貿易戦争への不安の高まりに加えて、トランプ大統領に米郵政公社の利用をめぐって批判されたアマゾンの下落や顧客データ流出問題で下げ止まらないフェイスブックなど主要なハイテク銘柄が大幅安になり、ダウは一時758安となって2/6に付けた取引時間の年初来安値を更新して引けは$458安となり、ナスも2.74%もの大幅下落となりました。

・本日の日経は前日終値21,388.58よりも273.10円安い21,115.48で寄り付き、しばらく21,100近辺で揉み合った後、9時半から上げ出すと14時の21,316までジリ上げがひたすら続き、14時半に21,193まで一旦押し戻されましたが、引けにかけて再び上昇して、21,292.29(-96.29)で引けて下げ幅を大幅に縮めました。

 

 

日経先物
21,050で寄り付き、20,040-090で揉み合った後9:00から上げ出すとジリ上げが12:00の20,270まで続きました。
その後21,220-280での揉み合いが続く中で14:00に21,310まで上昇し、一旦押し戻されて14:30に21,180まで下落しました。
しかし引けにかけて再び上げ出して14:45には21,330まで上昇し、21,320(-110)で引けました。
現物は21,292.29(-96.29)▼0.45%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,205.27よりも17.69ポイント安い1,187.58で寄り付き、1,181-92で上下した後1,190近辺でのこう着が前場いっぱい続きました。
後場になると再びジリ上げが続いて14:00には1,201まで上昇し、その後1,194まで押し戻されましたが、引けにかけては再び上昇して1,197.93(-7.34)▼0.61%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円はイースターで欧州市場が休場だったため欧州時間は106.25-35での小動きが続き、21:00から小幅上げて22:00には106.45まで上昇しました。
しかしNY株式市場が朝方から軟調に始まり下げ幅を拡大する展開を受けてリスク回避の円買いが強まり23:30の106.32から03:00の105.65まで早いペースで下げ続け、そこからはリバって105.91でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリジリとした下げとなって9:30には105.68まで下落し、そこからはリバって105.90近辺での小動きが続きました。
その後14:45に106.03まで上昇し、105.98で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
終日ジリ上げが続きました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,163.18よりも33.17ポイント安い3,130.01で寄り付き、終日マイナス0.8-1.4%での小動きが続いて、3,136.63(-26.55)▼0.84%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    23,644.19(-458.92)
NASDAQ     6,870.12(-193.33)
・昨日のNY株は米政府の鉄鋼・アルミニウムの輸入制限への報復対抗措置として、米国から輸入する128品目への関税上乗せを発表したことで貿易戦争への不安の高まりに加えて、トランプ大統領に米郵政公社の利用をめぐって批判されたアマゾンの下落や顧客データ流出問題で下げ止まらないフェイスブックなど主要なハイテク銘柄が大幅安になり、ダウは一時758安となって2/6に付けた取引時間の年初来安値を更新して引けは$458安となり、ナスも2.74%もの大幅下落となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足