昨日のNY市場(2018年3月2日)

NY DOW    24,608.98(-420.22)
NASDAQ     7,180.56(-92.45)
CME(円建)  21,120
日経先物(夜間) 21,180

・昨日のNY株はパウエルFRB議長が上院銀行委員会での議会証言で「米景気が過熱している証拠はない」と述べて緩やかな利上げが適切だと改めて表明しましたが大きな反応はなく前日終値を挟んだ動きが続いていました。
しかし2時半にトランプ大統領が米鉄鋼メーカー幹部らとの会合で、「鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税を課す」と表明すると早いペースで下げ出してダウは一時$586安となり$420安で引け、ナスも1.27%の大幅下落で引けました。

・昨日のドル円は欧州時間は106.65-90で上下し、米新規失業保険申請件数や2月ISM製造業景気指数が予想を上回ったため00:30には107.20まで上昇しました。
しかし02:30にトランプ大統領が「鉄鋼輸入品に25%、アルミ製品に10%の追加関税を課す」との発言でNY株が急落したため円買いの流れとなり05:00の106.15まで下げ続け、106.24でNYクローズとなりました。