東京市場ザラバ~パウエル新FRB議長証言を控えながらも236円高~(2018年2月27日)

 

2018年2月27日

・昨日のNY株は27日に米下院で議長就任後初めて金融政策の方向性を説明する機会となるパウエルFRB議長議会証言でイエレン前議長の緩やかな利上げ路線を引き継ぎいでハト派的な内容になるとの期待感から終日上昇幅を拡大する堅調な展開となり、ダウは$399高、ナスは1.15%高となりました。

・本日の日経はNY株の大幅高を受けて前日終値22,153.63よりも238.04円高い22,391.67で寄り付き、しばらく22,330-400での小動きが続いた後、10時半前からジリ高となって11時には349円高の22,502まで上昇しました。
その後は押し戻されて後場になると今夜のパウエル新FRB議長の議会証言を控えて22,390-440での小動きが続き、14時からジリジリと押し戻されて、22,389.86(+236.23)で引けました。

 

 

日経先物
22,390で寄り付き、直後から小幅押して22,340-380で揉み合った後10:15から上げ出して11:00の22,510まで上昇が続きました。
そこからは小幅下げて22,450近辺で小動きの後、12:10からもう一段下げて22,390-450での上下が続き、14:00から小幅ながら更に下げ出して14:45には22,320まで下落しました。
その後引けにかけては小幅戻して22,380(+160)△0.72%で引けました。
現物は22,389.86(+236.23)△1.07%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,237.71よりも8.22ポイント高い1,245.93で寄り付き、直後からジリ下げが続いて9:25にマイテンして9:45には1,229まで下落しました。
そこからは小幅リバって小幅安水準の1,235近辺での小動きが続いていましたが、14:00からジリジリとした下げが続いて14:50には1,227まで下落し、1,230.03(-7.68)▼0.62%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤の16:30に106.37まで下落しましたが、欧州・NY株高を受けて上昇が続いて02:20には107.06まで上昇し、106.94でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると午前中は106.75-107.10での上下となり、午後になると今夜にパウエル新FRB議長の議会証言を控えて動きが乏しくなって106.80-107.00での小動きがひたすら続いて、106.87で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,329.57よりも0.90ポイント安い3,328.67で寄り付き、前場はジリ下げが続き、後場はマイナス1.0-1.4%での小動きが続いて、3,292.07(-37.51)▼1.13%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    25,709.27(+399.28)
NASDAQ     7,421.46(+84.07)
・昨日のNY株は27日に米下院で議長就任後初めて金融政策の方向性を説明する機会となるパウエルFRB議長議会証言でイエレン前議長の緩やかな利上げ路線を引き継ぎいでハト派的な内容になるとの期待感から終日上昇幅を拡大する堅調な展開となり、ダウは$399高、ナスは1.15%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足