2018年2月9日

・昨日のNY株はイギリスの早期追加利上げ観測で米10年債利回りが一時2.884%まで上昇したことを嫌気して朝方から下げ幅を広げる軟調な展開が続き、午後半ば過ぎからは投げ売りの様相を呈してダウは$-1,032、ナスは3.90%もの大暴落となりました。

・本日の日経は前日終値21,890.86よりも383.12円安い21,507.74で寄り付き、直後に急落して21,119まで下落しましたが、そこからは戻して21,190-280で揉み合いとなりました。
10時前から上げ出して10時半前に21,403まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて前引けは21,185でした。
昼休み中に日経先物が上昇したため後場は21,240で寄り付いた後21,356まで上昇し、その後は21,190-340での上下を繰り返していました。
14：20に21,140まで下落した後は引けまでジリ上げが続いて、21,382.62（-508.24）で引け、寄り直後に付けた21,119（-771）からは下げ幅を縮めました。

 

 

日経先物
21,140で寄り付き、直後に21,050まで下落しましたが、そこからは上昇基調となり10：20には21,380まで上昇しました。
しかしそこからは押し戻されて11：15には21,080まで下落し、その後再び上げ出して12：35には21,330まで上昇し、21,210-320での揉み合いとなりました。
14：00から下げ出して14：20に21,140まで下落しましたが、その後はジリ上げが引けまで続いて15:00には21,390まで上昇し、、21,360（-580）▼2.64％で引けました。
現物は21,382.62（-508.24）▼2.32％でした。
★SQ値は21,190.11でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値1,212.93よりも25.87ポイント安い1,187.06で寄り付き、直後に1,141まで急落し、そこからはジリジリと戻して10：10の1,177まで上げ続けました。
その後再び押し戻されて11：15には1,156まで下落し、後場になると一段高となって1,180近辺での小動きの後、14：30から更に上昇して1,191.73（-21.20）▼1.75％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間序盤は109.45-75での方向感のない上下が続いていましたが、NY株式市場が開いて株価の下落幅が拡大していたことでリスク回避の流れが強まり02：50には108.58まで急落し、その後は108.65-109.00での揉み合いが続き、108.71でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると108.80近辺で揉み合った後8：10から下げ出して8：50には108.49まで下落しました。
そこから反転すると12：30の109.09まで上昇基調が続き、その後は108.85-109.05での小動きとなって、108.98で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
前日終値3,262.05よりも89.20ポイント安い3,172.85で寄り付き、終日大幅マイナス圏での推移が続き、一時6%超の下げ幅となり、3,129.85（-132.20）▼4.05％で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　23,860.46(-1,032.89)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 6,777.16(-274.82)
・昨日のNY株はイギリスの早期追加利上げ観測で米10年債利回りが一時2.884%まで上昇したことを嫌気して朝方から下げ幅を広げる軟調な展開が続き、午後半ば過ぎからは投げ売りの様相を呈してダウは$-1,032、ナスは3.90%もの大暴落となりました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足