2018年2月1日
・昨日のダウは一昨日の大幅安への反動やボーイングの10-12月決算が市場予想を大幅に上回ったことで$200超の上昇で推移していましたが、4時のFOMC声明でインフレ見通しの判断に「今年は上向く」との文言が加わり追加利下げへの警戒から急速に値を消して一時マイテンしました。
しかし引けにかけては持ち直して$72高となり、ナスも同様の動きで0.12%高で引けました。・本日の日経は前日終値23,098.29よりも177.81円高い23,276.10で寄り付き、23,211まで下げた後は23,250-320での揉み合いの後10時からジリ上げとなって11時の23,431まで上昇が続きました。
後場に入って23,350まで下げた後は23,400近辺での小動きが続き、14時半から一段高となって引け直前には23,492まで上昇し、23,486.11(+387.82)で引けて7日ぶりの反発となりました。
結果
1.25-1.50%で据え置き
★FOMC声明の全文を、FOMC声明全文(2018年2月1日)の記事に載せています。
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日経先物
23,280で寄り付き、9:15に23,240まで下げた後に反転すると11:00の23,430まで上昇が続きました。
そこからは23,370-410で揉み合った後12:30に23,440まで上昇した後、再び押し戻されて13:10に23,340まで下落しましたが、すぐに戻して23,400近辺での小動きが続きました。
14:30に23,370まで下げた後すぐに切り返して14:55には400円高の23,490まで上昇し、23,440(+350)△1.52%で引けました。
現物は23,486.11(+387.82)△1.68%でした。
マザーズ
前日終値1,313.38よりも8.40ポイント高い1,321.78で寄り付き、しばらく1,321-25で小動きの後9:30から上げ出すと11:20の1,338まで上昇が続きました。
後場になると1,333近辺で小動きの後13:40からはゆっくりジリジリとした上げがひたすら続いてほぼ本日高値の1,343.08(+29.70)△2.26%で引けました。
ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間から上昇基調が続き16:00の108.63から01:50には109.42まで上昇し、04:00のFOMCの時は109.21でした。
結果は据え置きで発表直後に108.98まで下落しましたが、すぐに反転して04:20には109.44まで上昇しました。
その後は再び押し戻されて05:00に109.00まで下落し、109.21でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると109.20近辺でこう着の後、9:00に109.08まで下げましたがすぐに戻し、10:00から上げ出して10:20には109.41まで上昇しました。
その後は109.20-40での小動きがひたすら続いて、109.34で15時となりました。
日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。
上海総合指数
前日終値3,480.83よりも2.16ポイント安い3,478.67で寄り付き、前場半ばから下げ出してマイナス1.6%まで下落し、その後はマイナス1.0-1.6%での上下が続いて、3,446.98(-33.85)▼0.97%で引けました。
昨日のNY株式市場
NY DOW 26,149.39(+72.50)
NASDAQ 7,411.48(+9.00)
・昨日のダウは一昨日の大幅安への反動やボーイングの10-12月決算が市場予想を大幅に上回ったことで$200超の上昇で推移していましたが、4時のFOMC声明でインフレ見通しの判断に「今年は上向く」との文言が加わり追加利上げへの警戒から急速に値を消して一時マイテンしました。
米国10年債権利回り(チャートは7:15時点)
FOMCに向けて金利は上昇して4:00は2.746%でした。
発表直後に2.722%まで低下した後、声明文で強気な物価見通しを受けてすぐに反転して4:15には2.754%まで上昇しました。
しかし再び押し戻されて6:45には2.707%まで低下して2.709%でNYクローズとなりました。
左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足