2018年1月26日
・昨日のダウは3Mやバイオジェンの好決算、企業業績への期待で朝方から買いが先行し、て一時$200近く上昇しました。
午後になるとダボス会議出席のためにダボス入りしていたトランプ大統領の「ドル高」発言を受けて上昇幅を縮たものの$140高で引けて2日連続の史上最高値を更新しました。
また材料にはなりませんでしたが、トランプ大統領が「TPP、条件が大幅に改善されれば復帰の可能性」との発言もありました。
前日のムニューシン財務長官の「ドル安容認」から強まっていたドル売りの流れは、ECB定例理事会後にユーロ買い・ドル売りも加わったことで一層進行していましたが、本日早朝4時にトランプ米大統領が「より強く、さらに強くなる。最終的に強いドルを望んでいる」と発言や米CNBCが前日のムニューシン財務長官の「ドル安容認」は誤解との報道で急激なドルの買い戻しとなり108.55から0109.70まで急上昇して、109.42でNYクローズとなりました。
またドラギECB総裁は定例理事会後の会見で「国際合意に反した為替相場への言及も一因」と発言してドル安誘導発言への不快感を示しました。
・本日の日経は前日終値23,669.49よりも87.85円高い23,757.34で寄り付き、直後に23,797まで上昇した後はジリ下げが続いて10時過ぎには23,667まで下落しました。
そこからは小幅高の23,680-740での小動きが前場は続きましたが、昼休み中に日経先物が材料なく130円急落したため後場はマイテンした23,669で寄り付きました。
寄り後すぐにプラテンしましたが、再び押し戻されて13：30の23,592まで下落し、その後は23,610-670での小動きがひたすら続いて、23,631.88（-37.61）で引けました。
日経先物
23,700で寄り付き9:05に23,790まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて10：05には23,650まで下落しました。
そこからは小幅高水準の23,660-700で小動きが続いていましたが、昼休みの11：40に材料なく23,680から23,550まで130円急落し、その後は上値の重い展開となり23,580-630での上下がひたすら続き、23,630（-30）▼0.13％で引けました。
現物は23,631.88（-37.61）▼0.16％でした。
左：日経先物－5分足 右：日経先物－日足
マザーズ
前日終値1,348.65よりも6.18ポイント高い1,354.83で寄り付き、直後に1,359まで上昇した後は押し戻されて10：10にはマイテンして1,347まで下落しました。
そこからはすぐに戻して小幅高水準の1,349-56での方向感のない上下が続いて、1,351.89（+3.24）△0.24％で引けました。
左：マザーズ－5分足 右：マザーズ－日足
ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間とNYタイム序盤はドル売りの流れが続き、またECB定例理事会後にユーロ買い・ドル売りも強まり17：30の109.27から03：30には108.49まで下落しました。
しかし04：00にトランプ米大統領が米CNBCテレビのインタビューで「より強く、さらに強くなる。最終的に強いドルを望んでいる」と発言し、前日のムニューシン財務長官の「ドル安容認」は誤解と伝えたことで急激なドルの買い戻しとなり04：00の108.55から04：40には109.70まで急上昇しました。
そこからは押し戻されて109.20まで下落し、109.42でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると上昇基調となり9：10には109.75まで上昇し、そこからは押し戻されて109.40近辺でのこう着がひたすら続き、109.36で15時となりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。
左：日本国債先物－5分足 右：日本国債先物－日足
上海総合指数
前日終値3,548.31よりも12.82ポイント高い3,535.49で寄り付き、前場半ばにプラテンした後は0.1-0.8%での推移して、3,558.13（+9.82）△0.28％で引けました。
左：上海総合指数－1分足 右：上海総合指数－日足
昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 26,392.79(+140.67)
ＮＡＳＤＡＱ 7,411.16(-3.89)
・昨日のダウは3Mやバイオジェンの好決算、企業業績への期待で朝方から買いが先行し、て一時$200近く上昇しました。
午後になるとダボス会議出席のためにダボス入りしていたトランプ大統領の「ドル高」発言を受けて上昇幅を縮たものの$140高で引けて2日連続の史上最高値を更新しました。
左：DOW－日足 右：NASDAQ－日足
