東京市場ザラバ~高値引けの741円高で昨年来高値更新~(2018年1月4日 大発会)

 

2018年1月4日

・昨日のNY株は12月ISM製造業景気指数と11月の建設支出が好結果だったことやイランの反政府デモで原油価格が約3年1か月ぶりの高値となったこと、FOMC議事要旨でメンバーの大半が緩やかな利上げの継続を支持し、減税などが景気を押し上げるとの見方を示したことによる安心感も加わりダウ・ナス共に史上最高値を更新しました。

・本日の日経はNY株の上昇を受けて12/29終値22,764.94よりも308.79円高い23,073.73で寄り付き、直後に急伸して23,190-250での揉み合いが続きました。
しかし10時半前から一段高となって23,300近辺での揉み合いが続き、後場に入った直後に23,363まで上昇しました。
その後は23,330-360での揉み合いの中13時半過ぎからジリジリとした上昇がひたすら続いて、高値引けとなる23,506.33(+741.39)△3.26%の大幅高で引け、昨年来高値を大発会で更新しました。

 

 

日経先物
23,100で寄り付き、9:00から急伸して9:05には23,240まで上昇してからは23,180-260での揉み合いとなりました。
10:20に23,280まで急伸した後は上昇基調となって10:55には23,340まで上昇し、そこからは23,290-330での揉み合いとなりました。
12:15に再度一段高となって23,370まで上昇した後は23,320-370での揉み合いが続いた後13:40から再々度一段高となって15:00には本日高値の740円高となる23,490まで上昇しましたが、15:00過ぎから急速に押し戻されて23,410(+660)△2.90%で引けました。
現物は23,506.33(+741.39)△3.26%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
12/29終値1,231.99よりも15.37ポイント高い1,247.36で寄り付き、前場は1,240-50での上下が続き、後場になると1,245近辺でのこう着が続き、14:20から小幅下げて1,242.84(+10.85)△0.88%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は112.20-40で小動きでしたが、00:00の12月ISM製造業景気指数と11月の建設支出が予想を上回る結果だったため112.49まで上昇しました。
しかしすぐに押し戻されて02:00には112.27まで下落し、04:00のFOMC議事要旨で「ほとんどのメンバーは緩やかなペースでの利上げ継続を支持」「労働市場が引き締まっておりインフレを押し上げる」との内容が伝わると再び買われて112.60まで上昇し、112.50でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ上げが続いて10:40には112.78まで上昇し、そこからは押し戻されて112.65近辺でのこう着が続き、112.66で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,369.11よりも1.89ポイント高い3,371.00で寄り付き、終日プラス0.1-0.7%での上下が続いて、3,385.71(+16.60)△0.49%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  24,922.68(+98.67)
NASDAQ  7,065.53(+58.63)
・昨日のNY株は12月ISM製造業景気指数と11月の建設支出が好結果だったことやイランの反政府デモで原油価格が約3年1か月ぶりの高値となったこと、FOMC議事要旨でメンバーの大半が緩やかな利上げの継続を支持し、減税などが景気を押し上げるとの見方を示したことによる安心感も加わりダウ・ナス共に史上最高値を更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足