昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年12月13日)

NY DOW    24,504.80(+118.77)
NASDAQ     6,862.32(-12.76)
CME(円建)  22,850
日経先物(夜間) 22,900

・昨日のNY株は11月PPIが予想を上回る好結果となり10年債利回りが上昇したため金融セクターが買われたことやボーイングが増配と自社株買いを発表して大幅高となったためダウは堅調に推移して3日連続で史上最高値を更新しました。
一方ナスは前日終値を挟んだ小動きが続いて、0.19%安で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は113.35-50で小動きでしたが、米10年債利回りの上昇を受けて23:20から上げ出して00:30には113.75まで上昇しました。
しかし02:20に共和党ランド・ポール上院議員の「大規模な米債務押し上げる歳出法案支持できない」との発言で113.64から113.36まで急落し、その後は113.50-60での小動きが続いて113.53でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,250万株、買い1,000万株 差引き250万株の売り越し。
金額ベース(5社)は35億円の売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:鉄鋼、電機、銀行、不動産、サービス、通信など
買い:化学、薬品、機械、精密、自動車、その他金融、REITなど
売り買い交錯:なし
との観測。