東京市場ザラバ~終値ベースで年初来高値更新~(2017年12月11日)

 

2017年12月11日

・先週金曜日のNY株は11月雇用統計で非農業部門就業者数は予想を上回り、平均賃金の伸びは予想を下回りましたが、その結果が利上げペースの加速に繋がらないとの安心感や、8日に期限が切れを迎える暫定予算について上下両院が2週間の延長法案を可決して政府機関閉鎖が回避されたことも好感してダウ・ナス共に堅調な推移となり、ダウは$117高で史上最高値を更新、ナスは0.40%高で引けました。

・本日の日経は先週金曜日終値22,811.08よりも83.22円高い22,894.30で寄り付きましたが、すぐにジリ下げとなって22,800近辺での小動きが前場は続きました。
後場になると逆にジリジリと上げ出して13時半過ぎに22,915まで上昇した後は22,900近辺での小動きが続き、引け前に一段高となって高値引けの22,938.73(+127.65)で引け、終値ベースで11/7の22,937.60を越えて年初来高値更新となりました。

 

 

日経先物
22,870で寄り付き、直後に22,880まで上げた後は下げ出して9:35にマイテンして10:00には22,770まで下落しました。
そこからは先週金曜日終値を挟んだ22,770-810での小動きがしばらく続き、11:30から小幅上げて22,820近辺でのこう着となりました。
しかし12:35から上げ出して13:35には22,890まで上昇し、22,840-880での小動きが続いた後、引けにかけて一段高となって15:00には22,920まで上昇し、22,890(+100)△0.44%で引けました。
現物は22,938.73(+127.65)△0.56%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,169.32よりも6.01ポイント高い1,175.33で寄り付き、1,175近辺で揉み合った後9:30から上げ出して9:50には1,184まで上昇しました。
しかし10:00から押し戻されて10:30には1,175まで下落し、その後は小幅戻して1,180近辺でのこう着がひたすら続いて、1,179.04(+9.72)△0.83%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・ドル円は欧州時間序盤は113.40-60での小動きが続き、雇用統計の22:30は113.44でした。
結果が非農業部門雇用者数は22.8万人増と予想の19.5万人増を上回りましたが平均時給が+0.2%と予想の+0.3%を下回り前月分を0.0%から-0.1%に下方修正したため直後に113.44から113.21まで急落しました。
そこからすぐに戻して113.57まで上昇しましたが、再び下げ出して23:40には113.12まで下落しました。
しかしNY株が堅調に推移していたことで円売りの流れとなったため急速に戻して01:45には113.58まで上昇し、雇用統計後の下落分が行って来いとなり、その後は113.50近辺での小動きが続いて113.47でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は113.51で始まり、8:00に113.63まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて9:20には113.45まで下落しました。
そこからは再び上昇して113.50-70での小動きがひたすら続いて、113.55で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,289.99よりも0.50ポイント高い3,290.49で寄り付き、終日ジリジリとした上昇が続いて、3,322.20(+32.20)△0.98%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    24,329.16(+117.68)
NASDAQ     6,840.08(+27.24)
・先週金曜日のNY株は11月雇用統計で非農業部門就業者数は予想を上回り、平均賃金の伸びは予想を下回りましたが、その結果が利上げペースの加速に繋がらないとの安心感や、8日に期限が切れを迎える暫定予算について上下両院が2週間の延長法案を可決して政府機関閉鎖が回避されたことも好感してダウ・ナス共に堅調な推移となり、ダウは$117高で史上最高値を更新、ナスは0.40%高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足