昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年12月7日)

NY DOW    24,140.91(-39.73)
NASDAQ     6,776.38(+14.16)
CME(円建)  22,240
日経先物(夜間) 22,280

・昨日のダウは連邦政府の暫定予算が12/8に期限となる債務上限問題について議会で延長協議がまとまらなかったため9日に政府機関が一部閉鎖される「可能性がある」と警告したことやそれに伴い税制改革法案の一本化に向けた調整も難航するとの見方から上値の重い展開が続き、また石油在庫週報でガソリン在庫が増えたため原油先物価格が急落してエネルギーセクターが売られたことも相場の重しとなり、$39安で引けました。
ナスはハイテクセクターが買われたため何度かマイテンをする場面はあったものの終日堅調な展開が続き、0.21%高となりました。
・昨日のドル円は東京時間に下落した影響を受けたことや日経先物が軟調な展開だったため欧州時間では111.99-112.25での小動きが続き、NYタイムになると小幅上げて112.15-35での小動きが続いて、112.28でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り2,370万株、買い3,130万株 差引き760万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、190億円の売り越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:薬品、機械、その他製品、通信など
買い:建設、自動車、銀行、陸運、REITなど
売り買い交錯:化学、電機、小売など
との観測。