東京市場ザラバ~ドイツ連立協議決裂の報道でリスクオフムード~(2017年11月20日)

 

2017年11月20日

・先週金曜日のNY株は税制改革法案の年内成立は困難との見方が広がり、週末であることや来週の感謝祭を前にして利益確定の動きとなり、ダウは終日マイナス圏で推移して$100安、ナス前日終値近辺での小動きに終始して0.15%安となりました。

・本日の日経は8時前にドイツの連立協議が決裂したとの報道がありユーロが急落する中ドル円とダウ先物が売られ、先週金曜日終値22,396.80よりも116.82円安い22,279.98で寄り付きました。
直後から上げ出してプラテンして22,410まで上昇し、そこからしばらくは先週金曜日終値近辺で小動きが続いていましたが、10時から一段安となって11時には22,245まで下落しました。
後場になると一段安となって13時には22,215まで下落し、その後は22,240-310での上下が続いて22,261.76(-135.04)で引けました。

 

 

日経先物
22,250で寄り付き、直後に22,230まで下げた後は上げ出して9:15には22,420まで上昇しました。
しかしそこからは押し戻されて10:55の22,250まで小リバを挟みながら下げ続けました。
その後22,270-310で揉み合った後、後場になると再び下げ出して13:05には11,210まで下落し、そこからはジリジリと戻して14:25には22,320まで上昇しました。
しかし引けにかけて再度売られて22,240(-210)▼0.94%で引けました。
現物は22,261.76(-135.04)▼0.60%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,132.88よりも1.52ポイント安い1,131.36で寄り付き、直後に上げて1,140近辺での小動きが前場は続き、後場は1,140-46での小動きがひたすら続いて、1,145.13(+12.25)△1.08%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間は112.45-65での小動きが続いていましたが、23:00に一段安となって112.30-50での揉み合いの後、00:50から下げ足を速めて112円を割り込み10月16日以来の安値を更新する111.95まで下落しました。
その後は112.00-20で小動きが続いて、112.16でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は112.10で始まり112.05-20で小動きでしたが、7:50にドイツの連立協議が決裂したとの報道が伝わりユーロが急落し、リスク回避の円買いの流れとなったため下げ出して8:35には111.88まで下落しました。
そこからは戻して112.10-20での小動きが続き、10:55から一段下げて111.95-112.05での小動きが続き、112.07で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,382.91よりも21.55ポイント安い3,361.36で寄り付き、マイナス0.7-1.4%での上下が続いていましたが、後場に入ると上げ出して引け前にプラテンして、3,392.40(+9.49)△0.28%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

先週金曜日のNY株式市場
NY DOW    23,358.24(-100.12)
NASDAQ     6,782.79(-10.50)
・先週金曜日のNY株は税制改革法案の年内成立は困難との見方が広がり、週末であることや来週の感謝祭を前にして利益確定の動きとなり、ダウは終日マイナス圏で推移して$100安、ナス前日終値近辺での小動きに終始して0.15%安となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足