昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年11月14日)

NY DOW    23,439.70(+17.49)
NASDAQ     6,757.60(+6.66)
CME(円建)  22,365
日経先物(夜間) 22,400

・昨日のNY株は欧州株の下落とGEの減配と来期業績見通しの下方修正で大幅安となったため朝方は軟調に始まりましたが、玩具大手ハズブロが同業マテルに買収を提案したとの報道やクアルコムがブロードコムによる買収提案を取締役会で否決したとの報道で関連銘柄が買われたため、プラスに転じてからは小幅高水準の小動きが続き、ダウは$17高、ナスは0.10%高で引けました。
・昨日のドル円は東京時間14:30の113.66から15:40の113.33まで急落し、欧州時間は欧州株安と日経ナイトが下落したため下落基調となり、16:00の113.43から22:20には113.24まで下落しました。
しかしNYタイムに入るとNY株がプラスに転じてナイトが急伸したことや米10年債利回りの上昇で急速に戻して02:10には113.66まで上昇し、113.61でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り740万株、買い760万株 差引き20万株の買い越し。
金額ベース(5社)は29億円程度の売り越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:食品、ゴム、機械、その他金融など
買い:化学、陸運、海運、サービス、通信、REITなど
売り買い交錯:電機など
との観測。