先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2017年11月13日)

NY DOW    23,422.21(-39.73)
NASDAQ     6,750.94(+0.89)
CME(円建)  22,465
日経先物(夜間) 22,490

・先週金曜日のNY株はベテランズデーの振り替え休日で市場参加者も少ない中、法人税率を35%から20%への引き下げ時期を2019年に1年遅らせる案に加えて、上院案と下院案で法人税率20%の実現時期の以外に適用税率区分の数や最高税率の水準など根本部分で大きな相違があることで与党内の調整が難航するとの懸念から上値は重く、ダウは終日マイナス圏で推移して$39安、ナスは午後にプラスに転じて0.01%高で引けました。
・先週金曜日のドル円は17:00に113.63まで上昇した後は押し戻されて113.30-50での上下が続いていました。
24:00の11月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったため一段安となって00:30には113.22まで下落しましたが、そこからは戻して113.45-60での小動きが続き、113.50でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り930万株、買い1,150万株 差引き220万株の買い越し。
金額ベース(5社)は買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:建設、ゴム、銀行など
買い:自動車、サービス、陸運など
売り買い交錯:化学、電機など
との観測。