東京市場ザラバ~日中小動きながら、引けにかけて上昇~(2017年11月2日)

 

2017年11月2日

・昨日のNY株は10月ADP全国雇用者数が予想を上回る結果となり週末の雇用統計への期待から朝方は上昇基調となり取引時間中の史上最高値を6営業日ぶりに更新しました。
午後になるとFOMCを控えて利食い売りに押されて上げ幅を縮め、FOMCでは予想通りの据え置きで発表後は反応が薄く小幅高での推移が続いて$57高で引けました。
一方ナスはアップルが売られたたため午後にマイテンして0.17%安で引けました。

・本日の日経は前日終値22,420.08よりも92.10円高い22,512.18で寄り付き、直後から下げ出してマイテンして20,400まで下落しました。
その後は前日終値22,420を挟んだ小動きが前場は続き、後場になると小幅高水準の22,450近辺での小動きが続いていましたが、14時半からジリジリとした上げが引けまで続いて、22,539.12(+119.04)で引けました。

 

 

日経先物
22,490で寄り付き、22,500-520で揉み合った後9:00から下げ出して9:15にはマイテンして22,410まで下落しました。
そこからは22,410-460での小動きが続いていましたが、11:00から上げ出して12:00には22,530まで上昇し、その後は小幅高水準の22,460-510での小動きが続きました。
14:45からジリ上げとなって15:00には日中高値となる22,550まで上昇しましたが、引け直前に下に飛んで22,480(+50)△0.22%で引けました。
現物は22,539.12(+119.04)△0.53%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,141.02よりも1.84ポイント高い1,142.86で寄り付き、直後から下げ出して9:40には1,130まで下落し、1,130-34での小動きが続きました。
13:50から一段下げて1,127まで下げた後は引けにかけてジリ上げが続いて、1,132.00(-9.02)▼0.79%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間は日経ナイトの上昇していたことで円売りの流れとなり16:00の113.84から20:50には114.06まで上昇しました。
21:15の10月ADP全国雇用者数が予想を上回る好結果だったため114.22まで急伸してその後も上げが続いて22:50には114.27まで上昇しました。
ところが23:00の10月ISM製造業景況指数が予想を下回る結果だったため米10年債利回りと共に急落して23:30には113.87まで下落し、その後は113.85-114.10で上下して03:00のFOMCの時は113.87でした。
結果は予想通りの1.00-1.25%で据え置きでしたが、発表直後に113.74まで下落した後は反転して03:50には114.24まで上昇しました。
その後は114.10-20で小動きでしたが、05:20に「トランプ米大統領は次期FRB議長にパウエル氏を起用する」とのWSJの報道で113.94まで下げる場面がありましたが、すぐに戻して114.14でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると114.10-20での小動きが続いていましたが、9:10から下げ出して10:40には113.73まで下落しました。
その後は小幅戻して113.85-95での小動きが続き、113.92で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,395.91よりも4.26ポイント安い3,391.65で寄り付き、終日0.3-0.7%での小動きが続いて、3,383.31(-12.60)▼0.37%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    23,435.01(+57.77)
NASDAQ     6,716.53(-11.14)
・昨日のNY株は10月ADP全国雇用者数が予想を上回る結果となり週末の雇用統計への期待から朝方は上昇基調となり取引時間中の史上最高値を6営業日ぶりに更新しました。
午後になるとFOMCを控えて利食い売りに押されて上げ幅を縮め、FOMCでは予想通りの据え置きで発表後は反応が薄く小幅高での推移が続いて$57高で引けました。
一方ナスはアップルが売られたたため午後にマイテンして0.17%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

米国10年債権利回り(チャートは7:00時点)
  欧州時間序盤は2.385-95%で小動きの後、21:15の10月ADP全国雇用者数を受けて2.399%まで上昇しました。
しかしそこからは下落基調が続いて02:15には2.352%まで低下し、03:00のFOMCの時は2.365%でした。
発表後に大きな反応はなく2.365-75%での小動きとなって2.372%でNYクローズとなりました。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足