東京市場ザラバ~与党衆議院選挙大勝とNY株高で239円高と史上初の15連騰~(2017年10月23日)

 

2017年10月23日

・先週金曜日のNY株は27年度までの10年間に最大1兆5000億ドル(約170兆円)の減税を容認する内容を含む2018年度予算の大枠を定めた予算決議案を賛成多数で可決した事を好感して、朝方から買いが続いて上げ幅を広げる展開となり、ダウは$165高で引けて史上最高値を更新し、ナスも0.36%高で史上最高値を更新しました。

・昨日投開票された第48回衆議院選挙は自民、公明両党で定数の「3分の2」(310議席)を維持して与党が大勝し、自民党は国会運営を有利に進められる「絶対安定多数」(261議席)を確保しました。

・本日の日経はNY株高と衆議院選挙で与党が大勝したことで先週金曜日終値21,457.64よりも251.66円高い21,709.30で寄り付きました。
しかし寄り後からジリ下げとなって10時には21,614まで下落し、そこからは戻して21,650-710での小動きが前場は続きました。
後場になるとジリジリと上げて13時半には21,723まで上昇し、その後は21,670-720での小動きが続いて、21,696.65(+239.01)の大幅高で引け、歴代1位・史上初の15連騰となりました。

 

 

日経先物
先週金曜日終値21,560よりも170円上窓を明けた21,730で寄り付き、8:50には21,760まで上昇した後は押し戻されて10:00には21,610まで下落しました。
そこからは反転して10:45に21,710まで上昇した後は21,680近辺でのこう着が続き、後場に入ると21,690-730での小動きがひたすら続き、引け直前に小幅飛んで21,740(+290)△1.35%で引けました。
現物は21,696.65(+239.01)△1.11%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,084.87よりも6.83ポイント高い1,091.70で寄り付き、9:25に1,086まで下げた後は反転して10:15には1,092まで上昇し、そこからは1,091近辺での小動きが続きました。
13:30から小幅上げて1,095近辺での小動きとなり、14:20から更に上げ出して14:35に1,099まで上昇し、1,098.55(+13.68)△1.26%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は17:10に113.46まで上げた後は急速な下げとなって20:40には113.05まで下落しました。
その後NYタイムになると米10年債利回りが上昇幅したことや9月米中古住宅販売件数が予想を上回る結果だったため上昇して113.40-55での堅調な動きが続き、トランプ大統領が次期FRB議長候補としてパウエルFRB理事とテイラー・スタンフォード大学教授の2人を検討しているとの報道もドル買いをサポートし、113.50でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は32pips上窓を明けた113.82で始まり、8:50には114.09まで上昇しました。
しかしそこからは押し戻されて11:50の113.72までジリ下げが続き、113.75近辺でこう着した後14:00には113.67まで下落しました。
その後は113.65-75での小動きとなって113.68で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,378.65よりも3.63ポイント高い3,382.28で寄り付き、終日先週金曜日の終値近辺で小動きが続き、3,380.70(+2.05)△0.06%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

先週金曜日のNY株式市場
NY DOW    23,328.63(+165.59)
NASDAQ     6,629.05(+23.99)
・先週金曜日のNY株は27年度までの10年間に最大1兆5000億ドル(約170兆円)の減税を容認する内容を含む2018年度予算の大枠を定めた予算決議案を賛成多数で可決した事を好感して、朝方から買いが続いて上げ幅を広げる展開となり、ダウは$165高で引けて史上最高値を更新し、ナスも0.36%高で史上最高値を更新しました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足