先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2017年10月16日)

NY DOW    22,871.72(+30.71)
NASDAQ     6,605.80(+14.29)
CME(円建)  21,240
日経先物(夜間) 21,220

・先週金曜日のNY株は9月CPIと9月小売売上高が予想を下回り追加利上げ観測の後退や、10月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値が2004年1月以来の高水準の好結果となったことでダウ・ナス共に終日堅調な展開となり、ダウは$30高、ナスは0.22%高で引けました。
・先週金曜日のドル円は16:10に111.84まで下げた後は上昇基調が続いて21:20には112.24まで上昇しました。 しかし21:30の9月CPIと9月小売売上高が予想を下回ったため米長期金利と共に急落して21:40には111.68まで下落しました。
その後23:00の10月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値が2004年1月以来の好結果だったため上昇して00:00には111.97まで戻り、そこからは111.80-95での小動きが続き、111.84でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り710万株、買い520万株 差引き190万株の売り越し。
金額ベース(5社)は22億円の売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:化学、鉄鋼、精密、自動車、その他製品など
買い:商社、保険、空運、REITなど
売り買い交錯:電機、通信など
との観測。