先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2017年10月2日)

NY DOW    22,405.09(+23.89)
NASDAQ     6,495.96(+42.51)
CME(円建)  20,350
日経先物(夜間) 20,360

・先週金曜日のNY株はトランプ大統領とムニューシン財務長官がFRB元理事のケビン・ウォーシュ氏と面会したとの報道でタカ派の同氏が次期FRB議長に就くとの思惑から金利上昇による恩恵を受ける金融セクターが買われ、またフェイスブックやマイクロソフトなどのハイテク株が買われました。
しかしダウは四半期決算を発表したナイキが売られたため上値が抑えられて小幅安水準での小動きが続き、引け直前に上昇して$23高となりました。
またナスは上昇幅を拡大する堅調な展開となって0.66%高で引け、8営業日ぶりに史上最高値を更新しました。
・先週金曜日のドル円は欧州時間になると下げ出して16:00の112.62から16:40には112.35まで下落し、112.40-60での小動きとなりました。
21:30の8月PCFコアデフレータが予想を下回る結果だったため112.54から112.21まで下落しましたが、22:45の9月シカゴ購買部協会景気指数が予想を上回る結果だったため急伸して22:50には112.72まで上昇しました。
その後は112.40-70での上下となり、112.46でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り500万株、買い400万株 差引き100万株の売り越し。
金額ベース(5社)は買い越し。
米国系証券は売り買い均衡、欧州系証券は売り越し。
売り:化学、鉄鋼、精密、銀行など
買い:陸運、通信など
売り買い交錯:サービスなど
との観測。